マイキャリアスタイルでは、変化する社会のなかで自力で学びキャリアを培う「アイカンパニー」のキャリア視点にもとづいて、学習方法などの情報をお子様を持つ方に向けて発信しています。
小学校4年生の夏期講習会から浜学園に通い始めました。初めは楽しく通っていましたが、5年生になってからは宿題を見てやっていても、できない問題やわからない問題が増えてきました。娘も授業をノートにきちんと写せていないようです。昨年の秋に一度、教育相談を受けてもみたのですが、改善の兆しが感じられません。娘は浜学園に通うことは嫌がりませんが、6年生になってどのようにしたものかと困惑しています。
1年後の中学入試を、お母様がどのように迎えたいとお考えになっておられるのかによって方針が分かれます。中学受験を前提に考えた場合、浜学園の小5Hクラスの授業やテストについていくのが厳しいようでしたら、小6になって浜学園を使いこなすためには、大きく分けて次の2点についての工夫が必要です。
1. 小5内容の復習をどのように行うか。
浜学園のような進学塾の小6カリキュラムは、その塾での小5内容をある程度理解していることを前提にくみ上げられています。従って、既習単元の掘り下げ学習が中心です。お子様の場合、小5内容につまずきがあると考えられますので、この復習が最重要です。
実際の中学入試問題を見ていただくと、浜学園のような進学塾の算数や国語の5年生内容は、平均的な受験問題に十二分な対応ができるものになっています。浜学園の小6講座からは「日曜練成特訓 基礎講座」がその候補の一つとして考えられます。
ただ、教科によっては単元に偏りがあること、指導時間が4教科では9時間に及ぶことや授業ノートがご心配とのことですから、小5内容の復習については時間数や目配りの点から家庭教師や個別指導などの利用も視野に入れてください。
2. 浜学園の小6の講座選択をどのようにするか。
お通いの教室によって、日数、1日の授業時間数や実施科目に差異があります。また、どのレベルまで学力を引き上げたいか、現在の学力はどの程度まで上がってきているのかということも非常に重要な要素になります。
お子さんの学習状況は日々変化していきます。 現状の把握と目標とのギャップを把握するためにも、改めて浜学園での教育相談を受けていただくことをおすすめします。
(※SS-1(エスエスワン)「5年生になってから、宿題にわからない問題が増えてきました。」より転載)
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