Webデザインのソフトの中でも、代表的な製品として幅広く知られているのがDreamweaverです。これからWebデザインを勉強する人の中には、Dreamweaverの使い方や特徴について知りたいという人もいるのではないでしょうか。今回は、Dreamweaverの特徴や基本的な機能についてご紹介します。
そもそもDreamweaverとは?
Dreamweaverとは、アドビ社が販売しているWebオーサリングツールの名称です。Webオーサリングツールとは、HTMLやCSSの文法がわからなくてもWebデザインや、アプリのデザインを構築できるWebページ作成ソフトでありプロから支持を集めていることが特徴といえるでしょう。
Dreamweaverがプロから多くの指示を集める理由として「自由度が高いデザインを行える点」が挙げられます。DreamweaverはHTMLやCSSなどのコーディングによってデザインをしていく方法が一般的であり、Webデザインを進める上で便利な機能が多数搭載されています。これらの機能を使いこなすことができれば、自分がイメージする通りのデザインを実現できるのです。
Dreamweaverは初心者から独学で始められる?
「未経験からプロのWebデザイナーになりたい!」という人の中には、Dreamweaverの操作方法について積極的に調べている人もいるのではないでしょうか。しかし、初心者向けの参考書を買っても内容や操作方法が難しく苦労している人もいるようです。独学でDreamweaverを使いこなすことはできるのでしょうか。Dreamweaverを使った経験がある人にアンケートを取ってみました。
【質問】
Dreamweaverは初心者でも独学で未経験から扱えるようになると思いますか?
【回答結果】
思う:45
思わない:19
調査地域:全国
調査対象:【年齢】20 – 29 30 – 39
調査期間:2018年05月28日~2018年06月04日
やる気があれば修得できる!
アンケートの結果、独学でもDreamweaverを扱えるようになれると答えた人は64人中45人と過半数を超える結果になりました。それでは、得票数が多かった「独学でも大丈夫」と答えた人の意見をご紹介します。
- 基本的な操作は簡単なので、本やネットの情報があれば未経験でも扱えるようになると思う。(30代/女性/専業主婦)
- やる気があれば何でもできるからです。(30代/男性/正社員)
一方で、「独学でも扱えるようになる」と答えた人の中には、「興味を持ち使っていれば覚える」と回答する人が多くいました。独学でDreamweaverを使いこなすためには、地道に勉強を続けることがポイントとなるようです。
次に、「独学で使えるようになるとは思わない」と答えた人の意見をご紹介します。
- 自分の好きなデザインを実現できるだけの専門スキルを持った人には、Dreamweaverは使い勝手の良いソフトですが、初心者にはちょっと難しいソフトだと思います。なので独学で学ぶより、専門的な所で初めから学んだ方が良いと思います。(30代/女性/パート・アルバイト)
- 現実的には効率の良い学習コースが必要だと思います。(30代/男性/正社員)
「独学では扱いが難しい」と答えた人の中には、「専門的な知識があったりサイトの制作経験がないと使い方が理解できない」と回答する人もいました。なお、独学で技術を修得することは不可能ではないものの、効率が悪いという見解を持つ人もいるようです。
今回のアンケートから、Dreamweaverは独学でも始められるという意見が多いと分かりました。未経験からDreamweaverでサイト制作を始めるためには、根気よく勉強を続けることがポイントです。それでは、Dreamweaverを使ってサイトをデザインするステップをご紹介します。
Dreamweaverの起動や環境設定方法
Dreamweaverを使うためには、まずパソコンにソフトをインストールすることが必要です。Dreamweaverをインストールする方法は「ソフトを購入する」他にも、「アドビ社のHPからダウンロードする」方法もあります。Dreamweaverを使った経験がなく、これから使い方について勉強したい人は、月額制で使用できるDreamweaverや体験版をダウンロードしてみるのも良いでしょう。Dreamweaverをインストールし立ち上げたら、作業を進めるために環境設定を行いましょう。
作業を進めるための環境設定方法について
- サーバー設定
まずは、ホームページを作るためにサーバーを借りる必要があります。サーバーとは、ホームページに表示させる情報を保管しておく場所のことを指します。Dreamweaverはサイトのデザインを行うためのソフトです。サーバーは自分で用意する必要があるため、サーバーレンタルの会社にアクセスし、レンタルと情報の登録を行いましょう。サーバーのレンタルを行っている会社にアクセスし、情報の登録を行いましょう。 - ドメイン設定
サーバーを借りた後は、ドメイン設定を行います。ドメインとは、URLに表在されるサイトの名前のようなものです。サーバーをレンタルした場合、ドメインはレンタルサーバー会社が指定したものになっているケースが多いため、独自でドメインを設定する場合は、ドメイン契約を行ったうえで設定する必要があります。
Dreamweaverを使った初心者のサイト作りのポイント
Dreamweaverを使ってサイトを作る前に、まずは「サイトの定義や構成」について考えておくことが大切です。どのようなコンテンツを作るのか、レイアウトはどうするのか、イメージをどう統一していくのかなど計画する必要があります。
トップページを作ろう!
サイトの定義や構成を決めたら、トップページを作成してみましょう。トップページとは、「サイトの顔」となるページのことです。本で例えると表紙のような役割を果たすため、「どのような情報を配信しているサイトなのか」が一目で分かるようにデザインするのが良いでしょう。
より早くサイトの土台を決め、デザインを始めたいという人はテンプレートを使ってみるのもおすすめです。Dreamweaverにはテンプレート機能が備わっています。このテンプレートを活用することで、サイトの大まかなレイアウトを決めることができよりスピーディーにデザインの作成を進めることができるのです。
サイトのデザインが完成したら、いよいよページを公開していきます。サイトを公開するときには、「METAタグ」の設定を忘れないようにしましょう。METAタグとは、サイトを検索したときに表示される文章のことで、情報を検索した人に「このサイトはどのようなサイトなのか」を説明する役割を持ちます。
Dreamweaverでサイトを制作する場合、SEO対策(検索エンジンの上位に表示されるように設定する技術)が十分でないケースがほとんどです。自身でSEO対策を行う場合、METAタグの設定は欠かすことができない重要なステップといえるでしょう。
まずはDreamweaverを触ってみよう
サイト制作を行うにおいて、Dreamweaverには多数の便利な機能が搭載されています。全ての機能について初心者が理解することは難易度が高いといえるでしょう。Dreamweaverについて勉強を始めたいという人は、実際にソフトに触れ操作を行ってみるのがおすすめです。より、詳しく基礎知識を学びたいという人は専門スクールを受講してみるのも良いでしょう。
「パソコンスクールアビバ」では、基礎から実務でよく使う機能を、一人ひとりのレベルや目的に合わせたカリキュラムで身につけられます。初心者から始めてお仕事などで活躍する方も多く、独自の自己診断ツール「BRIDGE-C」により、どのようなスキルを身に付ければ今後の目標に近づけるのかが分かりますので、何から始めればいいのか分からない方も最短ルートで将来に向けた準備ができます。
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