Webデザイナーを目指すために学ぶ必要があるWebデザインスキルですが、初心者の方は何から学習すればいいのか分からない場合も多いでしょう。Webデザインを学びたいのであれば、基本的な5つのポイントを網羅しておくことが重要です。
この記事では、Webデザイン初心者がやるべき５つのリストを紹介します。Webデザインを学ぶにあたってやるべきことが分からない方は、ぜひ参考にしてください。
Webデザイン初心者がやるべき5つのリスト
以下に挙げる５つのリストはWebデザイナーに必要とされる基礎的な項目なので、ぜひチェックしてください。
1．HTML・CSSを学ぶ
まずは、Webサイトを構築するための言語であるHTMLとCSSを学びます。Webサイトを構築する実践も重要ですが、まずは２つの言語について理解することが重要です。
HTMLとはHyper Text Markup Languageの略で、文章の構造を作り上げるための言語を指します。CSSはCascading Style Sheetsの略で、文章に装飾をするための言語です。
Webデザインを学ぶためには、HTMLとCSSのスキルは必須となっているため、まず初めに学習しておくことを推奨します。HTMLで構築した文章をCSSで装飾するといった流れとなるため、２つの言語はセットで学ぶことが重要です。HTMLやCSSには大まかなルールが存在するので、まずはルールを知識として習得しましょう。
また、HTML・CSSと併せてJavaScriptを学んでおくこともおすすめです。JavaScriptとはWebサイトに動きをつけるための言語で、Webデザイナーの必須スキルとなりつつあります。HTMLとCSSは優先的な学習が必要ですが、余裕がある場合はJavaScriptにも手を出しておくといいでしょう。
2．Webデザインを学ぶ
次に、Webデザインについて学びます。Webデザインのスキルは、Photoshopやillustrationなどのグラフィックソフトを使いながら、デザインの勉強する必要があります。
ソフトの使い方はもちろんですが、デザインの仕組みや原理などのセンスも継続して学ばなければいけません。「自分にはセンスがないから無理だ」と思っている方も多いかもしれませんが、デザインは生まれ持った才能ではなく学習で習得することができます。書籍やデザインブックなどを活用した学習と合わせて、実践で学びを深めていくことがおすすめです。
デザインの勉強は机上で学んでいくよりも実践をする方が分かりやすいケースが多いため、実際にソフトを触りながらスキルを身につけていきましょう。
3．実際にWebサイトを作る
言語やデザインの基礎が一通り理解できれば、早速Webサイトを作っていきましょう。Webデザインは実践を重ねることがスキル習得への近道です。いくら基礎知識を有していても、実際にサイトを作ってみると上手くいかないこともあるため、できるだけ早い段階でWebサイトを作ることをおすすめします。
Webサイトを作る流れは以下の通りです。
1：大まかな構成・完成図を考える
2：Webサイトのデザインを考える
3：Webサイトを構築していく
4：システム（問合せフォームなど）を作成する
5：完成
最初からいきなりオリジナルのWebサイトを作成することは難しいため、初めのうちは既存のWebサイトを模写（真似）してみるといいでしょう。同じように作っているつもりでもつまずいてしまう点は多いと思うので、根気強く作業を進めていくことが重要です。
4．WordPressにふれる
WordPressとはCMS（コンテンツマネジメントシステム）の1つで、プログラミングのスキルがない人でも簡単にWebサイトの管理ができるシステムのことを指します。
プログラミングが全くできない人でもWordPressを活用すればWebサイトを管理することができますが、Webデザインのスキルを知っていればWordPressのデザインや構築に手を加えることもできます。
世界中のWebサイトの多くがWordPressを活用しており、Webデザインの仕事を進める上で学んでおくべきスキルだと言えるでしょう。様々なスキルを学ぶ前に、まずはWordPressに触れておくことで学習を円滑化することも期待できます。無料でサイトを作ることができるため、全く使ったことがない人は積極的に触れておくことを推奨します。
5．PHPなどスキルアップを目指す
WordPressを学ぶことで、Webデザインに必要なHTML・CSSやJavaScriptの他に、PHPやjQueryといった言語に触れることができます。
Webデザイナーとして仕事の幅を拡大していくためには、これらの言語を学んでおくことがおすすめです。スキルアップという意味でもさまざまな言語を学習しておくといいでしょう。
まとめ
初心者でもスキルを習得すれば、Webデザイナーを目指すことが可能です。この記事では、初心者がWebデザインを学ぶためにやるべき項目を紹介しました。Webデザイナーは、Webサイトを構築するスキルとWebサイトをデザインするスキルを身につける必要があります。
特に、Webサイト構築のための言語は複数あるので、初めはつまずくことが多いかもしれませんが、何度も実践を重ねることで理解することができるでしょう。諦めずに根気強く続けていくことが重要です。
ぜひ基礎的な知識を学び、そして、たくさんWebサイトを作ってみてください。
なお、リンクアカデミーが運営するパソコンスクールAVIVA（アビバ）では、Webデザイナーで求められるスキルやツールの使い方を学ぶためのコースを用意していますので、これからWebデザイナーを目指すという人も、効率的にWebデザイナーに必要とされるスキルや知識を身につけることができます。
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