社労士資格の試験内容とおすすめの勉強法とは?

社労士は企業の人事・労務に関するスペシャリストであって、独立にも繋がりやすい人気の士業です。社労士になるためには社労士試験に合格する必要がありますが、その合格率は一桁台と難関資格に位置付けられています。

そこで今回は社労士資格の試験内容や、効率よく合格するための勉強法について解説していきます。

  1. 1 社労士の仕事とは?
  2. 2 社労士試験の内容
  3. 3 おすすめの勉強方法
  4. 4 まとめ

1 社労士の仕事とは?

社労士は企業の人事・労務に関するスペシャリストであり、正式には「社会保険労務士」と呼ばれます。「労働保険・社会保険に関する書類作成」「手続きの代行」「厚生労働省が募集している助成金の申請」などは社労士の独占業務です。

独占業務の他にも、人事・労務に関するコンサルタントとして活動している社労士も多く存在し、資格取得後は独立・開業し、社労士事務所を開く場合もあれば、企業に勤務して企業内社労士として活躍している方も多くいます。

2 社労士試験の内容

次に社労士試験の概要を見ていきましょう。

 2-1 社労士試験とは?

社労士試験は毎年8月の第4日曜日に開催されています。試験は選択式と択一式の2種類で構成され、合格するには以下の水準が求められます。

選択式:8科目8問40点満点中、1科目3点以上かつ総得点23点以上
択一式:10科目70問70点満点中、1科目4点以上かつ総得点40点以上

さらに試験合格後には、実務経験を2年以上積むか、事務指定講習を受講することによって、社会保険労務士として正式に登録できるようになります。

 2-2 受験者数と合格率

受験者数には毎年バラつきがありますが、4万人程度が毎年受験しています。そのうち合格者数は1,000〜2,500人程度、合格率は2〜6%程度となっています。2017年度は、38,685人が受験し、合格者2,613人、合格率は6.8%の結果でした。

 2-3 社労士試験の試験内容

試験は労働関係科目、社会保険科目に分かれています。
労働関係科目は以下の6科目です

  • 労働基準法
  • 労働安全衛生法
  • 労働者災害補償保険法
  • 雇用保険法
  • 労働保険料徴収法
  • 労務管理その他労働に関する一般常識

社会保険関係科目は以下の4科目です。

  • 社会保険に関する一般常識
  • 健康保険法
  • 厚生年金保険法
  • 国民年金法

択一式は全科目から出題されますが、選択式では労働保険料徴収法は出題範囲外、労働基準法、労働安全衛生法は2科目混合で1題として出題されます。

 2-4 社労士試験の受験資格

社労士試験は誰でも受験できるわけではありません。社労士試験を受験するには、学歴、実務経験、国家資格のうちいずれかにおいて以下の条件を満たす必要があります。

まず、学歴については大学や短大、高専を卒業していることが条件となっており、在学中や中退した方でも単位の取得状況によっては受験することが可能です。中学・高校卒業では受験資格を満たさない点に注意しましょう。

次に、実務経験については社労士事務所や労働組合など、労働や社会保険の手続きに関する実務に3年以上関わっていることが求められます。

最後に国家資格について、司法試験予備試験や行政書士資格、その他厚生労働大臣が認めた国家資格を有している人は社労士試験を受験することができるようになっています。

3 おすすめの勉強方法

一般的に社労士の試験に合格するためには独学で1,000時間の勉強が必要だと言われています。試験は年1回のみ実施されるため、少なくとも6ヶ月〜1年以上前から計画を立てて準備する必要があるでしょう。以下では、社労士試験を効率よく突破するためのおすすめの勉強方法をご紹介します。

 3-1 予備校・通信講座の利用で効率よく学ぶ

社労士は他の難関士業よりも独学でチャレンジする方が多い資格試験ですが、試験に関連する実務経験がなく、また法律に関する基本的な知識を有していない場合は、予備校や通信講座を利用したほうが効率的に学習を進められるでしょう。

社労士試験の受験者層は30〜40代がメインとなっており、この世代は仕事や家庭との兼ね合いのなかで勉強時間をいかに確保するかが課題になります。たとえば通勤時間や会社の休み時間などの隙間時間にテキストや暗記カードで勉強し、資格予備校が出題傾向を綿密に分析して作成した予想問題集を繰り返し解くことで、合格をグッと引き寄せることができます。

 3-2 効率的に理解・暗記する

どんな資格試験でも同じことですが、いかに効率的に学習を進められるかが試験合格への近道になります。社労士試験の場合は社会保険や労働に関するルールを効率的に暗記することですが、難解な労働関係法や社会保障法を暗記するには、条文や法解釈などをきちんと理解したほうが頭に入りやすいでしょう。

資格予備校で使用するテキストは、初めて法律を学ぶ受験者でも理解しやすいように重要ポイントを絞って解説しています。また、目まぐるしく変化する社会保険制度にも随時対応しているため、市販のテキストよりも試験の最新傾向をいち早く掴むことができることも、資格予備校を利用するメリットです。

4 まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は社労士資格の試験内容とおすすめの勉強方法について説明してきました。社労士試験に合格するためには、日々の生活のなかに計画的に勉強時間を確保して、コツコツと学習を積み重ねることが重要です。特に忙しいビジネスマンや仕事と家事の両立に追われる主婦の方は、資格スクールが用意する合格に向けた最短のカリキュラムを利用して効率的に合格を目指しましょう。

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