【公務員試験コラム②】「数的処理」の難易度・勉強法

「数的処理」は公務員試験の教養択一試験において出題数が最も多い分野ですが、苦手とする受験生も少なくないため、攻略次第で合否が左右されます。公務員試験コラム第2回目の今回は、「数的処理」の出題範囲や形式を確認し、難易度とその対策・勉強法、対策講座受講の必要性などを分かりやすく解説しますので、参考にしてみてください。

1.「数的処理」とは?出題範囲と形式

「数的処理」は「文章理解」と併せた知識分野として教養択一試験で出題されます。「数的処理」の教養択一試験で占める出題割合は、平成30年度の国家公務員一般職の試験で40%(40問中16問)、地方上級(全国型)の試験で32%(50問中16問)と比較的高めの水準となっています。そのため「数的処理」の得点力が試験の結果に大きく影響してきます。

「数的処理」で問われる内容は、体系的な学問ではなく、問題を発見・解決する力や処理能力となります。問題によっては算数・数学のほか国語の文章読解が混ざったような出題もされています。出題形式は大きく分けて以下の4通りです。

1-1.数的推理

数的推理は仕事算や鶴亀算、流水算などのように算数のイメージが強い問題です。与えられた問題文を読み解き、それぞれの問題に合った計算式を立てて解答する問題が出題されます。一方、数学的な要素が強い問題もあり、図形の長さや面積などを求める問題、場合の数や確率の問題なども出題されます。

1-2.判断推理

判断推理は、文章で与えられた条件をもとに正しい選択肢を選ぶ問題です。算数や数学の知識というよりは、やや国語的な読解力や論理的思考が問われる内容となっています。具体的には、与えられた命題や位置関係、順序関係などから正解を導き出す出題が行われています。

1-3.図形問題

図形問題では、図形の形状や図形を動かしたときの軌跡などを問う問題が出されています。一見単純そうに見えますが、実際には見えていないものを頭の中でイメージして解答しなければならないので、想像力とテクニック、慣れが必要になる問題です。

1-4.資料解釈

資料解釈は、分布図や棒グラフ、折れ線グラフなどの与えられた資料から正解となる選択肢を計算で導き出す問題です。資料の中から解答に必要な数値を整理・選択して計算する必要があります。資料の数字は実数や構成比率、指数などの様々なパターンがあるため、資料を早く正確に読み取る力が問われます。

2.「数的処理」の難易度と対策・勉強法

配分点の多い「数的処理」で確実に得点を伸ばすには、試験傾向を分析し、それぞれのパターンに合わせた問題を数多くこなすことが大切です。

2-1.「数的処理」の難易度

「数的処理」は試験種別によって難易度が大きく変わります。もともと算数や数学が苦手な方と得意な方では難易度の感じ方も全く変わるので、初めて数的処理の勉強を始める方は、人事院ウェブサイトに掲載されている問題例の1ページ目から3ページ目にある「数的処理」の例題に挑戦して確かめてみましょう。

上記の例題は、国家公務員試験の大卒程度一般職で問われているレベルの問題となります。出題形式が独特なため、「数的処理」の学習をされたことのない方とっては難しく感じることもありますが、慣れればそこまで難しいことを訊いているわけではありません。

数的処理独特の「解きづらさ」は、対策や練習を重ねることである程度解決できるため、日頃の対策と勉強法が重要になってきます。

2-2.対策と勉強法

「数的処理」の対策で最も重要なことは問題演習の反復です。公務員試験では、過去に出題されたパターンと類似した傾向の問題が出題されることも多いので、数多くの問題に触れて出題パターンを掴むことが合格への近道になります。

また、本試験の限られた試験時間で問題を解くためには、問題を読んでから解答の導き方をじっくり考えていると時間が足りなくなります。問題文を読むのと同時に解答の導き方が分かるようにすることがポイントです。それぞれの出題形式に合わせた対策と勉強法は以下の通りです。

数的推理

数的推理は判断推理と並んで問題数の多い出題形式です。数的推理は、ほとんどが決まったパターンで出題されるため、過去問を反復して解き、パターン別の解法を体に覚えさせるのがコツです。同じ問題を繰り返して解くことで、問題パターンの判別から解答までの時間を短縮できるようになります。さらにパターンに当てはまらない難問は後回しにするなど、本試験での時間配分にまで対応できるようになります。

判断推理

判断推理の対策でも過去問などを中心としたパターン別問題演習が効果的です。また、与えられた問題文の条件などを図やグラフなどでまとめると解答を導きやすくなることが多いため、そのような解答テクニックを意識しながら問題パターンを数多く理解することが効率的な対策となります。

図形問題

図形問題では、図形の構造などの基本をしっかりと理解することから始めます。その後は、解答パターンや解答テクニックを身につけるため、練習問題をこなしましょう。数的推理などと異なり、問題パターンではなく解答のパターンを身につけることが重要です。

資料解釈

資料解釈の問題は与えられた資料を正確に読み解き、解答に必要な数字を整理・選択して活用できるように問題演習を繰り返します。また、資料の数字は実数や構成比率、割合など様々な形式で与えられるため、複数のパターンに即対応できるように練習問題をこなしていくことが重要です。

3.「数的処理」対策をするなら資格スクールの講座受講がおすすめ!

「数的処理」を効率良く対策したい場合は、独学よりも資格スクールの講座受講がおすすめです。前述したとおり、「数的処理」の対策はとにかく練習問題をこなして問題パターンの理解や解法テクニックを身につけることが重要となり、本試験の短い時間で解答を導くためには素早く正確に解答できる力を養わなければなりません。

資格スクールの対策講座では、過去問から徹底的に分析された頻出問題などを中心としてポイントを押さえた学習が可能になります。独学であらゆるパターンを網羅するよりも効率的で、空いた時間は専門科目など他の学習にあてることができます。

  • 過去問の徹底分析によりポイントを押さえた効率的な学習ができる
  • 解答を導くためのテクニックを教わることができる
  • 分からない問題は質問して解決することができる

「数的処理」は慣れるまで時間がかかる分野となるため、複数パターンの解法テクニックを効率良くインプットできる資格スクールのテキストは、大きな武器になります。また、分からない問題をすぐ質問でき、「分からない」をそのままにしないことも高いモチベーション維持につながります。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。公務員試験の「数的処理」について出題範囲や対策、勉強法などを解説しました。「数的処理」を苦手とする受験者の方が多いのは、独学だと効率的な勉強方法の確立が難しいなどの理由が挙げられます。出題数が多い「数的処理」は正しく対策すれば大きな得点源になりうるので、資格スクールの対策講座などを活用して効率的に学習する方法を検討してみてください。

なお、リンクアカデミーが運営する資格スクール大栄では、公務員受験対策コースが用意されており、効率的に教養試験を含む一次試験対策が行えるだけでなく、最後の関門となる二次試験対策までトータルで対策を行えるようにカリキュラムが組まれています。
効率良く公務員試験対策を行いたい方は、ぜひ一度資料請求や無料体験をお申し込みください。

【詳細ページ】資格スクール大栄の公務員受験対策コースの詳細を見る
【関連ページ】資格スクール大栄の公務員受験対策コースまとめ

すぐに資料請求したい方はこちらのボタンから
資料請求や無料体験予約をしていただいた方に、
大栄オリジナル「模擬問題」プレゼント中