パソコンは「速く正確に」行えば効率が上がる
パソコンを仕事やプライベートで日常的に使用する人でも、パソコン教室に通って学んだという人は少ないと思います。必要に迫られて、何とか使っているという方がほとんどでしょう。今更パソコン教室に通うまでもないと思うかもしれませんが、パソコンの勉強をしてみると「えっ、こんなこともできるの?」「こんな機能があったなんて知らなかった」と思うことが多くあります。その中のひとつが「ショートカットキー」です。あなたは使っていますか?何種類くらい使っていますか?
仕事の効率を上げるために、ぜひ活用してほしいショートカットキー。使い慣れた操作を変えるというのは、躊躇するかもしれませんが、一度覚えてしまえば、今までパソコン操作に費やしていた時間がずいぶんカットできるので、メリットは十分にあると思います。パソコン操作の時間が短縮されれば、他の仕事に時間を割くこともできますし、残業時間も減るかもしれませんよ。では早速、すぐに役立つ代表的なショートカットキーをご紹介していきます。
ショートカットキー ~Ctrlキーと組み合わせてできること~
Ctrl + A | 文字、ファイル・フォルダーをすべて選択 |
Ctrl + C | 範囲を指定した文字やデータをコピー |
Ctrl + D | 開いているブラウザのページをお気に入りに追加 |
Ctrl + F | ファイル内の文字検索 |
Ctrl + N | 新規ウィンドウを開く |
Ctrl + O | ファイルを開く |
Ctrl + P | 印刷を実行する |
Ctrl + S | 上書き保存 |
Ctrl + V | コピーしたり切り取ったデータの貼り付け |
Ctrl + W | ウィンドウを閉じる |
Ctrl +Z | ひとつ前の状態に戻す |
使用頻度の高そうなものを紹介しましたが、ショートカットキーは「こんなにあるの?」というくらいにたくさんあります。パソコンでどんな業務をしているのか?どんなソフトを利用しているのか?それによって、使うショートカットキーはみなさん違う事でしょう。ネットで調べればすぐに、ショートカットキーについて知ることができます。その中から、自分が良く使いそうな操作から覚えていくと、その便利さを実感できると思います。
◆自分のスキルを高めるために
日々の仕事に追われるうちに、まるでルーティーンのように仕事をこなしてしまうこともあると思います。現在の自分の仕事に対して満足できているかと聞かれ、迷いなく「はい」と答える人は少ないかもしれません。「時間がないから」「今以上の仕事を求められていないから」様々な理由があるかもしれませんが、仕事への意識を変えることは、それ程難しい事ではないように思います。よく「スキルアップ」という言葉を耳にするようになり、資格を取得しようとしたり、何かを学ぼうとチャレンジする方も多くなりました。
ただ、新しいものを学ぶことだけが「スキルアップ」ではないのでは?前述したショートカットキーを覚え使うことにより、作業効率が大幅UPすることができたのなら、それも立派な「スキルアップ」です。現状に満足せず、少しでも良い方向へ進もうとすることで、周りからの評価も上がることでしょう。また、これから、就職、転職を考えている方にとっても、パソコンを「早く正確に」操作できることは、あなたの武器になるはずです。