イラストレーターの資格取得は簡単?難易度を徹底解説

クリエイティブ業界で実質標準ソフトとなっているアドビイラストレーターには、スキルを証明する資格が存在します。基礎から体系的にツールの使い方を学べるので、イラストレーターを使い始めた人には特におすすめです。資格取得を目指すにあたり、気になるのは試験の難易度でしょう。果たして、イラストレーターの資格はどのくらいのレベルなのでしょうか。具体的な資格の紹介も含めて、難易度や合格率を説明していきます。

イラストレーターの試験は難しい?

100名を対象に、イラストレーターの資格は難しいと思うか聞いてみました。

【解答結果】
思う:59
思わない:41

調査地域:全国
調査対象:【年齢】20 – 29 30 – 39
調査期間:2018年04月17日~2018年04月24日

イラストレーターの資格の難易度!人によって感じ方いろいろ

調査の結果、イラストレーターの資格難易度は高いと思う人は100人中、59人でした。

  • デザインの基礎知識を持っていたり、デザインソフトの操作に慣れていたりする必要があると思うので、難易度が高いと思う。(30代/女性/正社員)
  • エクセルなどの事務系ソフトよりも覚えるのに時間がかかる気がするため。また、覚えても使いこなすにはさらに時間がかかると思うので。(30代/女性/派遣社員)

デザインの知識やツールの使い方など、専門的な知識が必要になるので難しそうと感じるようでした。それでは、難易度が高いと思わないと答えた人の意見を聞いてみましょう。

  • イラストレーター以外の知識も総合的に求められる資格が多いが、デザインの基礎をしっかり勉強していれば取得できる資格が多いと感じるので、そこまで難易度は高くないと思う。(20代/女性/専業主婦(主夫))

専門分野をしっかり学んでいれば、資格試験にも対応できるという意見が多く見られました。

イラストレーターの資格の難しさは、人によって考え方が異なるようです。実際に、資格取得の難易度はどのくらいなのでしょうか。次の段落から見ていきましょう。

イラストレーターの資格の難易度はどれくらい?

イラストレーターの資格として知られているのが、Illustrator(R)クリエイター能力認定試験です。この試験の難易度を理解するために、試験を実施しているサーティファイの公式データを見てみましょう。
クリエイター能力認定試験は基礎力を測るスタンダードと、創造性を測るエキスパートがあります。スタンダードのほうが試験科目と試験時間が短く、イラストレーターに関する基本的な内容が主です。一方、エキスパートは科目がひとつ多く、時間も10分長くなっています。これらを考えると、難易度はエキスパートのほうが高いと言えるでしょう。

次に、スタンダードの学習時間の目安は18時間、エキスパートは19時間となっています。1日1時間勉強すれば20日ほどで試験対策ができるわけです。受験勉強に1カ月もかからないことを考えると、スタンダードもエキスパートも資格試験の難易度はそこまで高くはないでしょう。もちろん、個人の経験や学んでいる教育機関によって、難易度は変わってきます。たとえば、イラストレーターが初めての人にとって、ベジェ曲線は最初の難関となりやすい要素です。自分の思い通りに線を引けるようになるには、ある程度の練習が必要です。難易度はあくまでも目安として覚えておきましょう。

合格率はどれくらいなのか

サーティファイの公式発表によると、Illustrator(R)クリエイター能力認定試験の合格率は平成28年度のデータで68.9%となっています。全体の7割弱が合格していますので、それなりに高い合格率と言えるでしょう。そこまで難しくはありませんので、しっかり勉強していれば合格できる可能性はとても高いです。まずは、イラストレーターの基本操作とツールの使い方を練習していきます。それと同時に、試験の出題範囲を確認しておきましょう。

試験は基本機能、オブジェクトの基本操作、パスの描画と編集、カラー設定、オブジェクトの編集、レイヤー、テキストの入力と編集など、主要機能ごとに分かれています。基本設定では、指定ファイル形式で保存できるか、ワークスペースの変更や保存はできるかなどが問われます。どれもイラストレーターを使ううえで大切な機能ばかりです。あまり複雑な操作は要求されませんので、イラストレーター初心者はスタンダードから挑戦してみましょう。エキスパートになると、求められる要素が少し複雑になってきます。もちろん、しっかり勉強していれば問題はありません。出題数と出題範囲が少し多くなりますので、時間内に解ききれるように練習問題を繰り返して解いていきましょう。

試験にパスできるボーダーラインは?

Illustrator(R)クリエイター能力認定試験の内容は、第1部と第2部に分かれているのが特徴です。スタンダードの場合、第1部では実技テストを、第2部では実践テストを行います。エキスパートの場合は、スタンダードと同じ科目に知識テストも加わります。スタンダードよりも10分試験時間が長くなっているのはこのためです。
公式サイトの合格基準を見てみると、スタンダードは実技テストの得点率が65%以上、実践テストの得点率が70%以上で合格とみなされます。エキスパートは知識テストと実技テストの得点率が65%以上、実践テストが70%以上で合格です。知識テスト以外は、イラストレーターで編集したデータが解答になります。イラストレーターの機能やツールを知識として覚えるのは大切ですが、実際の作業がしっかりできているかをチェックするのがこの試験の目的です。合格できるかどうかは、どれだけイラストレーターを使って操作の練習をできたかが鍵になるでしょう。

対策しておけば安心!

詳しい難易度は公式発表されていないものの、公式データを総合して考えた結果、Illustrator(R)クリエイター能力認定試験の難易度はそこまで高くありません。試験当日は落ちついて試験に臨めるように、実際に操作をしながら作業の練習をしていきましょう。イラストレーターの基本を押さえたうえで練習を重ねれば、自信もついてきます。自信がつけば練習はますます楽しくなるものです。実務にも活かせる資格ですので、ぜひ合格を目指しましょう。

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