Photoshopの資格は取得した方がいいの?試験概要のまとめ

画像の編集を行う中で、触れる機会が多いソフトといえばPhotoshopを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。さまざまな業界から求められる機会も多いPhotoshopの技術ですが、アピールできる資格やポートフォリオがあると就職活動には有利です。今回は、Photoshopクリエイター能力認定試験がどのような資格なのかを解説します。

Photoshopクリエイター能力認定試験ってどういう資格?

Photoshopクリエイター能力認定試験とは、サーティファイが行う民間資格の1つです。Photoshopによるある一定レベルの画像編集や加工の技術を証明できる資格であり、写真やイラストなどを扱うクリエイターを目指す人は取得しておくとメリットが多いといえます。
資格は、スタンダードとエキスパートの2種類に分かれており、試験の内容が異なることが特徴です。スタンダードの試験は実技問題のみで構成されているのに対し、エキスパートの試験は実技問題と知識問題によって構成されています。
スタンダードの資格を取得することによって「Photoshopの基本的な操作ができる。」「作業指示書に基づいた制作ができる。」を証明できます。エキスパートの資格に合格すると「DTP/Web デザインに関する基本的な知識がある。」「デザインコンセプトや表現の目的に応じて適切な機能を選択し、表現できる。」という技術の高さの証明になり、就職活動の際にも特技としてアピールできるでしょう。なお、Photoshopクリエイター能力認定試験を受験するための条件は特に制限されていません。

エキスパートとスタンダードならどちらを選ぶべき?

Photoshopの資格を取得しておけば、自身のアピールポイントを増やすことにも繋がります。しかし資格を取得しようと思っても、2種類あるPhotoshopの資格のうちどちらを受験するか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。今回は、Webや広告、出版業界で働いている人を対象に、どちらの資格を取得しておくのが良いかアンケートを取ってみました。

【質問】Photoshopクリエイター能力認定試験はエキスパートとスタンダードならどちらを受けるべきだと思いますか?

【回答結果】
エキスパート:27
スタンダード:34
調査地域:全国
調査対象:【年齢】20 – 29 30 – 39
調査期間:2018年05月28日~2018年06月04日

まずはスタンダードに挑戦するのが無難!

アンケートの結果、スタンダードを支持する意見が60人中34人と多い結果になりました。それでは得票数が多かった「スタンダード」を支持する意見をご紹介します。

  • まずはスタンダードで基礎的な分野をしっかり覚えてから、徐々に知識を深める方が良いと思います。(30代/女性/無職)
  • まずはスタンダードから受けて、エキスパートは余裕があれば受ける程度でいいと思う。(30代/女性/正社員)

スタンダードを支持する人の中には、「資格を取得するならスタンダードから始め、合格後にエキスパートにチャレンジするのが良い」という意見が多くありました。エキスパートはスタンダードよりも難易度が高いため、まずはスタンダード資格を取得し力を試すのが無難といえそうです。

次に「エキスパート」を支持する人の意見をご紹介します。

  • エキスパートのほうがより実践向けというか、クリエイターとして履歴書に記載できるレベルのある程度の指標になると考えられる。また、クリエイター人口が増えているので、採用の分かりやすい一つの指標になるとは考えられた。(20代/女性/正社員)
  • 資格を持つならエキスパートです。スタンダートは持っていなくても使える人は使えるので、あまり相手の反応の効果が得られません。(男性/30代/経営者)

エキスパートを支持する人の中には「スタンダードでは企業側の反応があまりよくない」と答える人もいました。プロのクリエイターを志望する人などが仕事に活かせるくらいの技術を証明するとなると、エキスパートクラスのスキルを持っていないと厳しいといえます。

今回のアンケートでPhotoshopの資格を取得するときには、まずスタンダードからでも挑戦するのが良いという意見を持つ人が多いと分かりました。Photoshopの資格を取得することで、効率よく作業が進められたりよりクオリティが高い作品を作成できたりとメリットが多いです。特に、プロのクリエイターを目指す人にとって、Photoshopの資格を取得しているかどうかは重要なポイントになりそうです。それでは、Photoshopクリエイター能力認定試験の内容とはどのようなものなのでしょうか。スタンダードとエキスパートに分けて解説します。

Photoshopクリエイター能力認定試験の試験内容は?

Photoshopクリエイター能力認定試験の内容は、スタンダードとエキスパートのどちらを受験するかによっても内容が変わってくるため注意が必要です。

まず、スタンダードの試験を受験する場合は、「基本操作」や「作業指示書に基づいた制作書が作成できる」などが合否を判定する基準になります。具体的には、選択範囲の作成、画像の移動と変形、カラーモードと色調補正、ペイント、レイヤー操作、パスとシェイプ、テキストの入力と編集、フィルター、画像の入出力、Web用画像の作成、アクションと自動処理などの操作などが試験の範囲に含まれます。

エキスパートの試験を受験する際には、基本的な操作や指示書に合った操作を行えるか否かの他にも、DTP/Webデザインの基本知識を持っているかも合否判定の基準になります。Web関連のクリエイターを目指す場合、PhotoshopだけではなくHTMLやCSSなどのWebデザインに関する知識を身につけておく必要があります。なぜなら、サイトをデザインするときには、HTMLやCSSのコーディングが必要になり、Photoshopでの画像加工は素材を用意するための工程にしかならないためです。

エキスパートの試験をパスするためには、デザインやコンセプトに合った画像を制作できるのかという点だけではなく、DTPやWebの基本的な知識を理解した上で画像の加工が行えるのかという点も重要視されます。※平成29年9月1日時点。

Photoshopクリエイター能力認定試験の合格基準

Photoshopのクリエイター能力認定試験の合格基準は、エキスパート試験を受験するのかスタンダード試験を受験するのかによっても変わってくるため注意が必要です。スタンダード試験の合格基準は「実技問題の得点率が65%以上かつ実践問題の得点率が70%以上であること」、エキスパート試験の合格基準は「実技・知識問題の得点率が65%以上かつ実践問題の得点率が70%以上であること」と定められています。

過去の合格率は70%を超えている点から、合格をするための難易度はさほど高くないことがうかがえます。Photoshopのクリエイター能力認定試験に合格をするための学習時間の目安は、スタンダードが「20時間程度」、エキスパートは「18時間程度」です。スタンダード試験を受験する人の中には、一からPhotoshopのソフトについて勉強をする人もいるため、平均すると学習時間が長くなる傾向にあります。※平成29年9月1日時点。

Photoshopの資格を取りたいなら受けてみよう

PhotoshopはWeb関連のクリエイターを目指す人だけではなく、広告業界や出版業界を目指す人も身につけておいて損はない技術です。資格を取得するための難易度もさほど高くないため、興味がある人はチャレンジしてみるのも良いでしょう。PhotoshopだけではなくIllustratorなどのソフトやWebデザインの知識についても学びたい人は、スクールに通ってみるのもおすすめです。未経験から始めて実務でよく使う機能を効率よく身につけられます。

パソコンスクールアビバでは、全く未経験者でも資格取得が目指せます。独自の自己診断サービス(BRIDGE-C)を使って、受講生様のやる気を向上させるポイントを教室スタッフ(キャリアナビゲーター)が把握した状態でサポートいたしますので、一人ひとりに最適な学習方法で着実なスキルアップが図れます。
また、PhotoshopだけでなくIllustratorも並行して身につけられるよう、一人ひとりのレベルや目的に合わせた学習スケジュールを教室スタッフ(キャリアナビゲーター)が組んでくれますので、ムリなく習得が目指せます。ぜひ、アビバへ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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【参照ページ】「ビジネス能力認定試験サーティファイ Photoshopクリエイター能力認定試験」