Photoshopの専門書はたくさん売られており、独学以外でもスクールで学んだ内容を復習するのに便利です。しかし、本による説明だけだと理解しにくい内容もあり、特に独学だと勉強に躓いてしまう場合もあるでしょう。ツールを覚えるだけなら書籍でもOKですが、操作方法を覚えるなら動画が向いています。今回は、Photoshopの勉強がはかどる動画講座として、おすすめの動画サイトを紹介しましょう。
Photoshopを動画で勉強するのは効果的?
Photoshopを使っている人を対象に、動画を使った勉強は効果的かどうかについて聞いてみました。
【質問】Photoshopの使い方や描き方を紹介している動画は勉強に効果的だと思いますか?
【回答結果】
思う:131
思わない:13
調査地域:全国
調査対象:【年齢】20 – 29 30 – 39
調査期間:2018年04月17日~2018年04月24日
動画による勉強は効果的だと答えた人が多数!
アンケートの結果、9割もの人が動画による勉強は効果的だと答えました。
- 書籍だけでは具体的な動作がわかりにくいところがあります。選択範囲の枠などは動きがあったりするし、動画のほうが覚えやすいと思います。(30代/女性/パート・アルバイト)
- 動画だとわからなかったところは繰り返して見ることができたり、見ながら真似したりできるので、勉強に効果的だと思います。(20代/男性/学生)
動画で勉強したほうが操作の仕方がよくわかるという意見が大半でした。
動画による勉強は効果的だと答える人は大変多く、動画がPhotoshopの上達にひと役買っているのは事実でしょう。書籍やインターネットの勉強と組み合わせて動画も使うと、より効果的と言えそうです。
Adobe公式の動画講座がベスト
Adobeの公式サイトでは「Adobe Photoshop ラーニングとサポート」というサイトを提供しています。Photoshopのツールや操作方法に関する情報がふんだんに掲載されており、動画講座も多数用意してあります。「Adobe Photoshop ラーニングとサポート」の主な内容は、Photoshop初心者のための「入門」、Photoshopのツールや操作の全情報がわかる「マニュアル」、より創造的に画像編集できるようになる「チュートリアル」の3種類です。
「入門」では、Photoshopの基本操作やツール、Photoshopで何ができるかなどの紹介動画を視聴できます。「マニュアル」では、Photoshopの機能ごとにツールや操作方法の説明が記載してあります。Photoshopを操作中、よくわからないツールが出てきたときに、辞書代わりに使用できるでしょう。「チュートリアル」は「初級」と「中級以上」に分かれています。Photoshop初心者なら、初級のチュートリアルで基本的なツールの使い方や画像補正の方法を学んでから、中級以上の内容にステップアップするのがおすすめです。
Adobe公式動画の活用方法
「Adobe Photoshop ラーニングとサポート」を使用する前に押さえておきたいのは、すべての説明について動画が用意されているわけではないという点です。動画での説明もあれば、文字のみの場合や、画像を多用した説明ページの場合もあります。動画も日本語動画と英語動画の2種類があり、どちらの動画が提供されているかは説明ページを開くまでわかりません。2018年5月現在だと「入門」ページにアップされている動画はすべて英語版になっています。
ただし、英語版でも日本語訳の表示が可能なので、英語がわからない人でもしっかり勉強できますので安心です。動画の左下に「CC」と書いてあるアイコンがあります。ここをクリックするとさまざまな言語での訳が表示できますので、日本語訳を選択すればOKです。動画が無くても、大きくてきれいな画像をふんだんに使った説明ページが掲載されていますので、参考に見てみると良いでしょう。
また、動画や画像のほかに「練習用の元画像と完成見本ファイル」がダウンロードできるようになっています。Adobe公式の説明と同じ画像を使って編集の練習ができれば、操作方法を間違えてもすぐに気づきやすいので、よりスピーディーに加工技術を習得できます。無料でダウンロードできるので、ぜひ活用しましょう。
動画サイトで公開されている動画も勉強の材料になる
操作方法の動画がAdobe公式ページで見つからない場合は、別のサイトが提供する動画講座を探してみるのもおすすめです。さらに具体的な操作方法を学ぶのであれば、通学型のスクールかオンラインスクールで学習するのを検討してみるのもいいかもしれません。スクールでは、初級、中級、上級とレベルによってさまざまな講座が用意してあり、インストラクターによるサポートを受けられるケースがほとんどです。サービス内容と価格のバランスを考えて選ぶと良いでしょう。
また、プロのデザイナーやクリエイターが、個人でPhotoshopの説明動画をYouTubeに上げている場合もあります。プロとして活躍しているだけあり、無料ながら質の高い内容になっているケースも多々あります。ただ、人によって操作方法には個性があるので、見る動画に偏りがあると操作スキルも偏って覚えがちです。同じ編集内容でも作業方法や使用するツールが違うケースもあります。
個人がアップしている動画は、複数視聴することで最もやりやすい方法を模索したり、よりスピーディーに作業できる方法を探したりできるのがメリットです。多種多様な操作方法を勉強できるでしょう。
動画で観た通りにPhotoshopを使ってみることが大切
書籍のみで勉強するよりは、動画を見たほうが理解は格段に早くなります。しかし、よりスピーディーに技術を習得するには、実際にPhotoshopを使って練習するのが一番です。まずは、動画の説明どおりに画像編集できるか試してみて、うまくいかない場合はもう一度動画を見て、説明と実際の作業で何が違うのかを比べてみましょう。Photoshopを使いこなすためには、インプットとアウトプットの繰り返しが地道なようで近道です。
パソコンスクールアビバでは、自己診断サービス(BRIDGE-C)を利用し、データで分かるやる気が上がるポイント、将来目指したい方向性と、その方向性に対する現在位置を、教室スタッフ(キャリアナビゲーター)がカウンセリングを通じて深堀し、一人一人に最適な学習内容とスケジュールを組んでいきます。
あくまでBRIDGE-Cはサポートの一例ですが、アビバではスキル習得にとどまらず、目指す姿の実現に向けたサポートを行いますので、就職・転職を考えながらPhotoshopを始めようか考えている方はぜひ、アビバへ足を運んでみてはいかがでしょうか?
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