リンクアカデミー(アビバ・大栄)では、さまざまなレッスンを提供しながらキャリアカウンセリングを通して、変化しつつあるキャリア観に柔軟に対応できる「学ぶ」力をつけるサービスを提供しています。
今回は、変化する社会の中で、企業から選ばれる個人になるべくテクニカルスキルを身に付け、アイカンパニ(※)ーを磨かれていったキャリアパートナー(大栄、アビバ、ロゼッタスクールラーニングセンターなどリンクアカデミーの講座受講者)の皆さんにお話を伺いました。
受講を検討されている方はもちろん、ご自身のキャリアについて悩んでいる、何とかしないとと思いながらも一歩が踏み出せないでいる方に参考になれば嬉しいです。
※アイカンパニー(自分株式会社)とは、自分自身を1つの株式会社に見立てて、その経営者としてアイカンパニーを優良企業や人気企業に育む。会社に依存することなく、自立的に自らのキャリアを形成していく考え方です。
ビジネスの世界において、これまで以上に個々人に能力や成果が問われる時代となり、キャリアを主体的に磨く必要があります。
LAIは、一人ひとりが自身の市場価値を高めて「選ばれ続ける」人材になるための「アイカンパニー創り」をトータルサポートする各種サービスをご用意しています。
簿記やPCスキルを得て、IT関連会社に就職 阿部天音さんのストーリー
今回、お話を聞いたのは、リンクアカデミー(以下LAI)を卒業後、IT関連会社に就職された阿部天音さんです。
- 今回の主人公
- 阿部天音さん
- プロフィール
- 高校卒業後、単身で韓国に留学。10か月の留学から帰国後、将来に対する不安から資格を取ることを決意し、LAIに通学を始める。簿記に始まり、PCやデザインなど様々な講座を受講。卒業後はIT業界に就職し、現在も絶賛活躍中。
- 学習講座
- 簿記三級
オフィスの大学LC2級(Excel・Word・PowerPoint)
HTML基礎
経緯と経歴
やりたい事が何もないまま中学・高校時代を過ごした私は、高校卒業後の進路が決められず焦っていた。
そんな時に中学時代の恩師に再会し、韓国留学を勧められた。明確にやりたい事はまだなかったが、直感で挑戦したいと思い、すぐに準備を始めた。
自分の人生なのだから、自分が生きたいように生きるべきだし、迷っている時間が勿体ないと思っているため、私はやると決めたら行動が早い。10か月の留学生活では、初めての経験が多く刺激的な日々を過ごし、そこで出会えた友達は今でも関係が続く自分の財産になった。帰国するタイミングも、将来の就職を考え直感で決断した。就職をする上での知識が全くなかったため、とりあえず勉強をしようと思ったのがリンクアカデミー(以下LAI)との出会いだった。
人生の分岐点
私の人生の分岐点には、いつも恩師の存在がある。就職という分岐点では、キャリアナビゲータ―(以下CN)の北村さんがそれだった。
初めは仕事でやりたいことが描けておらず、とりあえず母が資格を持つ簿記を学習していた。そんな私に北村さんは、私の知らない新たな選択肢を提示し、視野を広げていってくれた。
その結果、「自分自身も成長し続けられるような業界で働きたい」と、ビジョンが明確になっていった。更にこのビジョンを叶えるためには、常に進化するIT、WEB業界に就職したいと方向性も定まった。
方向性が決まれば後は行動するだけだ。簿記と並行してOfficeやWEBの学習を始める決意をし、新たな一歩を踏み出した。アルバイトも両立していたため決して楽な生活ではなかったが、ここまで明確にビジョンを定められたのが人生で初めてだった事と、私のキャリアに全力で寄り添ってくれる北村さんがいてくれた事で、モチベーション高く続けることが出来た。
一歩踏み出す事への躊躇い
思い立ったらすぐに行動できる性格の私でも、踏み出すことが恐いと思うこともあった。
やりたいことがあり、そのために踏み出すべきだと分かっていても、「でも」が出てきてしまっていた。そんな時に思い出すのは中学時代の恩師である先輩の言葉だ。
「生きることは死ぬまでの暇つぶし」。
この言葉は私の背中をいつも押してくれる。どうせ暇つぶしなら好きなように生きた方が良い。意味は後から付いてくるから、動きたいタイミングで動いた方が良い。もちろん私の人生の中で、失敗体験はたくさんある。その時は苦しかったけれど、その経験が今に活かせている部分もある。失敗を恐れず、これからも一歩踏み出して成長し続けていきたい。
「成長」という軸
LAIで学習していた頃も現在も、変わらない軸がある。自分自身が成長し続ける事だ。
北村さんとの面談を繰り返す中で自分の中にあるこの軸に気付いてからは、現在も今後もブレることはない。
そんな私のi-Company Vision(なりたい姿)は、「学びたい気持ちや向上心を忘れない人間」だ。また、私と同じように向上心を持っていたり、成長意欲のある人と出会ったときに支えられる人でありたいとも思う。LAIで学習していたころは、OfficeやWEBの検定に合格することで成長実感を得ることができ、それが自信になっていった。仕事をする中でも成長を実感しながら働き、周りの人にも還元することができたらと思う。
今後のキャリアビジョン
自分自身が成長し続けるためにも、同じ会社で働き続けるという考えは、入社当時から持っていない。
今の会社では、LAIで学んだWEBの基礎知識が活かされたことを実感し、更にそこから様々な経験を積み、知識を得て、現在まで成長を遂げてきた。
今後はもっと専門的な知識をより濃く学べる環境に身を置いた方が、成長スピードも早いのではないか、とぼんやり描いているところだ。
今は個人が会社に拘束されず、転職自体がしやすくなっている時代だ。次に自分が行きたいと思った新たな会社から、自分を選んでもらうためにも、今後も日々の成長を常に意識しながら行動していく。
ともに歩んだキャリアナビゲーターからのメッセージ
初めて阿部さんと会って2年半が経つんですね!
最初に面談した際に設定したi-company Visionは、「阿部さんがいてよかったと思われる人」というものでした。覚えているかな?
その時はまだ今後の方向性も見えておらず、たくさん悩んだね。
高校時代や留学のことなど過去経験を一緒に振り返り、方向性を一緒に決めたとき、阿部さんの「ここから新たに頑張るんだ!」というキラキラした表情を今でも鮮明に思い出します。
IT業界内定の報告をもらった時から、またこのような形で成長した阿部さんに再会できたこと、本当に嬉しく思います!
これからも、アップデートした「学びたい気持ちや向上心を忘れない人間」というi-company visionを叶えるべく日々頑張ってくださいね!
応援しているよ!!
キャリアナビゲーター北村結衣
今、求められるIT資格
向上心を忘れずに日々ご自身をアップデートしている阿部さんは、現在IT関連の企業で活躍されています。
さて、突然ですが、近年よく耳にするDX(デジタルトランスインフォメーション)をご存じでしょうか?
2021年9月より、国全体のデジタル化を主導するデジタル庁が創設されるなどDX推進の取り組みが進んでいます。
DXとは、広義で「デジタル技術を用いて、従来のビジネスモデルや組織体制・風土を根本から改革することで、市場に適応し競争優位性を高める」ことを指します。デジタル技術に精通した人材はもちろん、そのよな変化の中で適応していける最低限のITリテラシーを持った人材が求められています。そのため、中でも次のような資格の需要が高まっています。
参考:DX推進ガイドライン(2021年経済産業省)
IT資格が役立った事例をご紹介
case1)大学4年生 受講科目:MOS、JAVA、ITパスポート
文系で自分の時間で働きたく企業に向いていないと思っていた大学生。
オンリーワンの性格を活かせる武器を身に付けSEになろうと決意。
就職活動時「ITパスポートはもっていますか?」という質問が多くの企業からあり、自分が入る業界は持っていないと仕事にならないと自覚。
そこから就職活動と並行してITパスポートを勉強し見事大手IT企業に内定を獲得。
case2)公務員40代女性 受講科目:P検定
IT系に詳しい人が周りにおらず、困ることがあると解決できない状態であった。
そこで自ら率先してIT係になることで業務の効率化、周囲の仕事のしやすさを提供したいと受講。今では職場でいなくてはならない存在に。公務員の内部はIT化が進んでない為、人材がいることによって業務の改革が進んでいる。
需要が高まるIT人材になるためにスキルを磨く
リンクアカデミーが運営するパソコンスクール「アビバ」、資格スクール「大栄」では、「挫折させない」「継続できる」にこだわった学習サポート体制が充実しています。タイプ別の挫折ポイントを診断する診断ツールを活用しながら、豊富な学習サポート実績によって培われたカウンセリングによって、一人ひとりの「なりたい姿」に近づくサポートをしていきます。
IT人材に役立つ講座もご用意していますので、キャリアアップに向けた明確な目標がある方はもちろん、漠然と不安を抱えているというだけの方もぜひお気軽にご相談してみてください。
- 資格の大栄:基本情報技術者資格講座
- PC・ITスキルのアビバ:ITパスポート講座
- PC・ITスキルのアビバ: P検対策講座
- 何か始めたい、自分に必要なスキルは何?といったお悩みなら、まずはご相談「キャリア360°カウンセリング」