2020年に発生した新型コロナウイルスの問題により、生活スタイルの変更が余儀なくされ、「在宅勤務」や「おうち時間」といった新しいライフスタイルが一般的になってきました。
そんな状況の中で、自己啓発や自身のスキルの証明として資格取得を目指す方が増えています。
しかし、いざ資格を取得したいと思ってもどのような資格がいいのか、どのような資格が人気なのか疑問に思う方も多いでしょう。
そこで今回は、2021年に取得したいおすすめ資格をランキング形式でご紹介していきます。
【2021年版】おすすめ人気資格ランキング
自己啓発やビジネスパーソンのスキル向上、就職・転職に活かすことのできる資格ですので、ぜひ参考にしてください。
1位:簿記
簿記とは、企業の経営活動を記録・計算し財政状況を明らかにするためのスキルです。
簿記に関する資格は数多く存在しますが、なかでも日本商工会議所が実施する簿記検定(日商簿記)は毎年50万人以上が受験する人気の公的資格です。
簿記検定は1級~3級までの3つの級位が設定されており、級位が高くなるほど難易度も高まります。
各級位の合格率は以下の通りです。
簿記1級:10.8%
簿記2級:22.4%
簿記3級:50.2%
(過去5回の合格率平均)
簿記検定の取得は簿記スキルの証明となりますが、経理事務などの経理関連職以外でも簿記スキルに注目する企業は数多く存在します。
簿記スキルを持っていることで、自身が就業する企業だけでなく取引先企業などの財政状況や社会経済を読み解くスキルが身につくため、営業職や販売職などでもビジネススキルとして注目されています。
2位:公務員
公務員資格は、公務員として働くために必須の資格です。
人や社会を支え、大きな責任感を持たなければならない公務員ですが、法律によって身分が保障されているため、長く腰を据えて働き続けるにはおすすめの職業となっています。
公務員には、国の運営機関で勤務をする国家公務員と地方自治体の運営機関で勤務をする地方公務員が存在し、各職種によっても資格試験の難易度は異なります。
特に、国家公務員の場合は比較的倍率が高くなる傾向にあるため、十分な対策を講じておくことが重要です。
また、公務員試験には受験資格(資格所有の有無・年齢など)が規定されていることも多いため、注意しておきましょう。
3位:宅地建物取引士(宅建)
宅地建物取引士(宅建士)は、不動産業界で人気の資格でしたが、近年では金融機関など不動産業界以外からも注目されている国家資格です。
毎年約20万人以上の受験申込者が集まる人気資格ですが、合格率は15~20%程度と難易度の高い国家資格となっています。
令和2年度10月実施の試験では、合格率17.6%(全国平均)となりました。
宅建資格は、不動産業界で土地や住宅売買の際、「重要事項説明」を行うために必須の資格です。そのため、不動産業界では資格の取得を必須又は推奨とする企業も多く、取得しておくことでのメリットは大きくなります。
また、不動産業界以外の一般企業や日常生活の中でも知識を活かせる場面が多く、持っていて損はありません。
4位:ファイナンシャルプランナー(FP)
ファイナンシャル・プランニングとは、相談者の夢や目標のために、相談者を取り巻く様々な状況を把握しながら有効な資金形成や資金運用プランをアドバイスする仕事です。
ファイナンシャルプランナー(FP)は、資格を有していなくてもその名称で仕事をすることは可能となりますが、独立開業を目指す場合や、業務上の信頼性を得るために国家資格であるFP技能検定や民間資格のAFP、CFPを取得する方は数多く存在します。
FP技能検定に合格するとFP技能士を名乗ることができるため、客観的なスキルを証明することができるのです。
FP資格は、金融機関(銀行や証券会社)・保険会社などで活かすことができるのはもちろんですが、一般企業や独立開業、日常生活での自身の資金形成などにも役立てることができます。
FP技能士資格は1級~3級まで設定されていますが、合格率は以下の通りとなっています。
1級:実技試験(資産設計提案業務)90.0%
2級:学科試験44.6%/実技試験(資産設計提案業務)59.1%
3級:学科試験79.2%/実技試験(資産設計提案業務)83.4%
(過去5回の平均合格率)
5位:マイクロオフィススペシャリスト(MOS)
マイクロオフィススペシャリスト(MOS)とは、マイクロソフト社オフィス製品のスキルや知識を証明する資格試験です。
マイクロソフト社オフィス製品の中でも、試験を実施しているのは、Word・Excel・PowerPoint・Outlook・Accessの5種類となっています。また、WordとExcelには一般レベルの試験の他、上級者レベル(エキスパート試験)が用意されています。
パソコンスキルは客観的に証明することが難しくなりますが、MOSは日本での累計受験者数が450万人を超える認知度の高い民間資格であるため、取得しておくことでビジネススキルとして役立つ場面が数多く存在します。
企業研修でも取得を推奨される場合が増えており、持っていて損はない資格です。
MOSでは合格率を発表していませんが、計画的に対策を練っていれば難易度はそう高くない資格であると言われています。
多くの資格スクールでも3か月程度の学習で合格実績を持つ場合が多く、独学が不安な場合はパソコンスクールのMOS対策講座などでの学習をおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。2021年に資格を取得するならこれ!というおすすめ資格ランキングをご紹介しました。
どのような職種に従事していても、ビジネスパーソン全体におすすめといえる資格ばかりなので、ビジネススキルの向上や自己啓発のために取得を目指してみるのもいいでしょう。
資格は計画的な学習が重要となるため、試験日から逆算して計画的に試験対策を練っていきましょう。なかなか独学での学習計画を立てるのが難しいという方は、資格スクールの対策講座などを活用すれば、忙しいビジネスパーソンでもスムーズな取得を目指すことも可能なので、ぜひ検討してみてください。
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カテゴリ:資格を取る
タグ:,MicrosoftOffice