Javaプログラミングを学ぶためには独学ではなく講座を受けるのが一般的ではありますが、事前にどのようなプログラミング言語なのかを知っておいたほうが安心ですよね。Javaがどういうものなのかがはっきりとわかれば、本当にプログラミング講座を受けて勉強すべきなのかという判断もできるものです。
これからJavaプログラミング講座を受けることが決まっている人のためにも、Javaの講座の基本的な内容やメリットについて取り上げていきます。
一般的なJavaプログラミング講座の内容
1.Java開発環境
Javaプログラミング講座の基本的な内容のひとつは、開発環境に関する知識です。プログラミングを作成する際、開発環境を整える必要があります。Javaの場合に限ったことではなく、すべてのプログラミング言語で必要となってくるので覚えておきましょう。
プログラムを書くこと自体はメモ帳を使えば十分ではありますが、より効率的にプログラミングをするためには専用のソフトが必要になります。また、プログラミングを動かすためのソフトも欠かせません。
Javaを動かすためのソフトは、Javaコンパイラと呼ばれるものです。Javaだけではなく、プログラミングそのものを触ったことがないという未経験者の場合、まずはこのコンパイラの使い方から習得する必要があるので注意しなければなりません。
早くJavaを習得したいのなら、難易度が比較的低い他の言語で予め勉強しておくことをおすすめします。そうすれば、コンパイラの使い方を知っている状態でJavaの習得に臨めるでしょう。
2.Javaのコーディング
Javaの基礎となるプログラミング言語のコーディングの方法について取り上げていきます。
コーディングとはプログラミングで使用するコードを記述することを指しますが、自由に言語を書けばいいというものではありません。書き方のルールや作法というものがありますから、一つひとつしっかりと学んでいきましょう。
作法やルールにも色々とあり、演算や変数をはじめ、配列やメソッド、クラス、さらにはオブジェクト指向など、さまざまな項目に関わってきます。作法やルールについて理解していないと、思うようにプログラミングが作成できなくなってしまいますし、作法を無視して独自のやり方でコーディングをすると、ほかの人が見たときに読みづらいと感じてしまうものです。
自分のためだけにプログラミングを作成するのであればそれでも問題はないですが、プログラマーとしてチームでプログラムの作成に携わる場合には業務に支障をきたしてしまいます。周囲に迷惑をかけることにもなってしまいますし、そのような事態を招かないようにするためにも、コーディングの作法やルールに関しては徹底的に覚えておくべきです。
Javaの基礎プログラミング講座を受けるメリットとは?
Javaは数あるプログラミング言語のなかでも比較的習得難易度が高い言語だと言われています。プログラミングが好き、あるいは絶対に習得したいという強い意思や熱意がない限りは、独学による習得はなかなか難しいです。
もしくは前もってほかのプログラミング言語で、プログラミングについての理解を深めている状態でないと、独学による習得はしにくいでしょう。
Javaの基礎プログラミング講座であれば、基本から順を追って学んでいくことができます。独学とは違い、理解が追い付かないような部分は講師に質問することで解決できるでしょう。わからないことをそのままにすることがないため、学習の効率がいいのも魅力だと言えます。
成果物を制作する講座の場合、より実践的に学んでいくことができますから、Javaエンジニアやプログラマーを目指している人にとって効果的です。
難しいプログラミング言語の効果的な習得方法とは?
難易度の高いプログラミング言語を習得する場合、どんな方法で勉強をするのが効果的なものなのでしょうか?
スクールに通う方法とオンライン学習、独学の中ならどれが効果的だと思うかについてアンケート調査を実施しました。
【質問】難しいプログラミング言語を覚える際、どのような習得方法が効果的だと思いますか?
【回答結果】
スクールに通う : 67
オンライン学習 : 22
独学 : 11
調査地域:全国
調査対象:【年齢】20 – 29 30 – 39
調査期間:2018年01月19日~2018年01月26日
スクールで質問できるのが一番?
アンケートの結果、最も多かった回答は67票の「スクールに通う」でした。
- 分からないことが、すぐその場で聞けて、解決できると思うから。 そういう面での時間の無駄がなさそう。(30代/女性/派遣社員)
- 基礎から学ぶ方が理解しやすいから。わからないところは授業の後にすぐ聞きに行けるため。(20代/女性/正社員)
- 独学では諦めてしまいそうなので、スクールに通った方がやる気が出る。(30代/女性/正社員)
さまざまなメリットを挙げていましたが、何よりもまず、「わからないことを直接講師に質問できる」というのが魅力だと感じる人が多いことがうかがえました。また、独学では挫折してしまうそうであることを懸念してスクールを選んだ人も少なくないようです。
- オンラインのほうが繰り返して見ることができるから。(30代/男性/正社員)
- オンラインがマイペースにできるから。(20代/女性/個人事業主・フリーランス)
- 独学では挫折しそうになったりしそうだし、スクールでは追いつけずにわからなくなってしまいそうなので、自分のペースで学びながらわからないところを都度確認できるオンライン学習が良いと考えるから。(30代/女性/専業主婦(主夫))
オンライン学習の場合、配信動画を繰り返して見たり、自分のペースに勉強を進めたりといったように、周囲のペースに流されることなく習得できるから効果的だ、と感じる人が多い印象でした。スクールのペースに追いつける自信がない人にはオンライン講座が向いているのかもしれません。
- スクールの講師が答えられる程度であれば難しいプログラミングとは言えないと思うからです。 独学で試行錯誤した経験は身につきますし、実務経験のある方から直接習得できるのが理想です。(30代/女性/個人事業主・フリーランス)
- 本などを使って自分に合った覚え方を選べるから。(20代/女性/無職)
独学と答えた人も一部いましたが、主に自分の勉強方法にこだわりがある人が多いようです。
さまざまな意見がありましたが、Javaを学ぶ場合、実際のところは体系的に学べるスクールに通うのが効率的です。
プロの講師から直接学べますし、回答にもあったようにわからないことがあればすぐに質問できるので着実に習得していけるでしょう。
プログラミング初心者はJavaプログラミング講座へGO!
プログラミング初心者の場合、Javaを独学で習得をするのは困難を極めます。ほかのプログラミングにある程度詳しいというわけでもないのなら、スクールで学ぶのがおすすめです。スクールなら基礎からしっかりと勉強していくことができますし、何より講師と直接接しながら授業を進められるので、学んだことを吸収しやすいでしょう。
難易度が高いと言われているJavaだからこそ、効率的に学べるスクールで徹底的に勉強し、習得してみてください。