Javaは難易度の高いプログラム言語として知られています。初心者が最初に学ぶ言語としてはハードルが高く、プログラミングの基礎やハードウェアそのものに関する知識も必要です。Javaの習得方法は複数ありますが、効率的に学ぶにはどのような手段を取るのが近道なのでしょうか。今回は、Javaのプログラミングスキルの課題に取り組む方法を紹介します。自分のレベルに合わせて、やりやすい方法を見つけていきましょう。
学習サイトを活用する方法
Javaの学習サイトは、無料で勉強できるタイプから有料で体系的に学べるサイトまでいろいろあります。無料で勉強できるサイトは個人のプログラマーが運営しているケースも多く、それぞれの経験に基づいた内容になっています。有料の学習サイトは体系的に学べるよう工夫が凝らされていますが、そこまで数は多くありません。
もし、英語が読めるなら海外の学習サイトを使うのもおすすめです。Javaの学習サイトは日本より海外サイトのほうが数は豊富です。Javaを始めとするプログラミング言語は英語で書かれており、英語を読めたほうが学習は進みやすくなります。英語の勉強も兼ねて、海外サイトにも挑戦してみましょう。
学習サイトを使ってたくさん書いてみよう!
Javaを覚えるには、とにかくソースコードを書いて動かしてみるのが一番です。
学習サイトを選ぶときは、Javaのプログラミングの課題がたくさん載っているサイトかどうかを確認しましょう。課題は多いほうが、より実践的な勉強ができます。課題の数だけではなく、プログラミングについての解説が詳しく載っているかどうかもチェックしておきたいポイントです。規模の大きい学習サイトでは、ブラウザ上でソースコードの入力ができるケースもあります。初心者レベルから上級者レベルまで課題を用意している学習サイトなら、レベルアップしているかを確認しながら勉強できるでしょう。
本を使って課題を解く方法
Javaについての本は、参考書や辞書、問題集などいろいろなタイプがあります。Javaの知識が全くなければ、参考書や辞書で基本知識を身につけていきましょう。実践を多く積むなら、問題集のような課題がたくさん載っている本がおすすめです。初心者は、基本項目の解説を読んだあとに課題を解くタイプの本が使いやすいでしょう。Javaの本は分厚く、一般書籍に比べて数千円と値段が張ります。しかし、本は一度購入すればJavaの技術が変わらない限り、ずっと使い続けられます。本を読み込むほどにコストパフォーマンスが上がりますので、独学でみっちり勉強したい人は、ぜひ自分に合った本を1冊購入しておきましょう。
本で学習するメリットって?
本のメリットは、パソコンのない環境でも勉強ができる点です。通勤通学の電車のなかでも読めるほか、カフェや図書館などで課題をノートに記述するなど、スキマ時間を使って学習できます。持ち歩くなら大きい本はかさばるので、自宅用と外出用の2冊を用意しておきましょう。ただ、課題でわからない箇所があった場合、詳しい人に質問できない点はデメリットです。わからない点が多くなってくるとモチベーションの低下にもつながりますので、その点は注意が必要です。
スクールで通いながら課題を解く方法
Javaの課題をたくさん解くなら、スクールに通うのがおすすめです。スクールのメリットは、Javaの基本解説を聞いてから課題に取り組める点です。仮にわからなくなっても、質問して解決できるでしょう。講座内容も、初心者向け、上級者向けなど個人のレベルに合わせて講座開発されているスクールがほとんどですし、初心者から始める方にとってどの分野を優先して学習を進めるべきか、あらかじめプロの講師が考えたうえで講座が開発されるため、効率よくスキル定着が図れます。プログラミングでわからない点はお互いに教えあって、スキルを高め合うことも可能です。スクールで解ききれなかった課題は、自宅でじっくり取り組むと良いでしょう。
難易度の高いJavaを効率的に学ぶには、スクール学習がもってこいです。しかし、スクールに通っているだけではJavaの習得はできません。スクールでは実践的に学び、自宅では学んだ内容を復習することで、確かなスキルを身につけることができます。
人気が高い勉強の手段は?
Javaを勉強するならどの方法が良いか、100名を対象にアンケートを取りました。
【質問】Javaの課題を解いて勉強をするとしたら、どのような方法がいいと思いますか?
【回答結果】
スクール:47
Webサイト:32
本:21
調査地域:全国
調査対象:【年齢】20 – 29 30 – 39
調査期間:2018年07月09日~2018年07月16日
一番人気はスクール!初心者でも学びやすいのが良い
アンケートの結果、スクールで学びたい人が一番多い結果となりました。
- Java言語にはその特性上、初心者や別言語から来た人にはつまずきやすい点が多いので、リアルタイムに不明点を質問することができるスクールがベストと考える。(30代/男性/正社員)
Javaの難易度の高さから、スクールを選ぶ人が大半でした。次に多かったのはwebサイトという回答です。
- 初級であれば無料で問題がネットに転がっているので、まずはそこから問題を解いてもいいと思いますが、自分のレベルに合わせて本の問題を解くのもいいと思います。(30代/女性/個人事業主・フリーランス)
初級レベルならwebサイトで効率的に勉強できると考える人が多くいました。最後は本という回答です。
- 場所時間を問わず勉強できるところが一つのメリットです。特に、初心者の方にとっては、わからないところに何度も戻って反復的な勉強を一番しやすいし、付箋をつけたり書き込んだりして自分が一番使いやすい勉強ができることも良いところだと思います。(20代/女性/パート・アルバイト)
本なら自宅でマイペースに勉強できるのがメリットだという意見が多く挙がりました。
どの回答でも、初心者が勉強しやすい方法として選んでいる点が共通しています。Javaの難しさを理解したうえで、挫折しにくい方法を選ぶのが良さそうです。
課題をたくさん解いてJavaのスキルを向上させる
Javaによるプログラミングスキルを向上させるには、とにかく課題をたくさん解いて経験を積むことが大事です。学習サイトや本なども勉強に役立ちますが、すべて独学になります。すでにほかのプログラミング言語をマスターしているうえでの独学なら効果的な学習方法だと思いますが、初心者ならスクールに通ったうえで体系的に学ぶほうが効果的です。勉強途中の挫折を防ぐためにも、自分に合ったスクールを見つけて学習していきましょう。
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