Photoshopの資格を取得するときには、どのように勉強し知識を身に付けるかが重要なポイントになります。初めて資格試験を受験する方の中には、どう勉強を始めれば良いのか分からないという人もいるのではないでしょうか。今回は、Photoshopクリエイター能力認定試験に合格するための対策方法やおすすめの勉強本についてご紹介します。
Photoshopに参考書は必須?
Photoshopの試験を受ける上で、どのように勉強を進めるのかは重要なポイントです。Photoshopの資格試験を受けた人の中には、参考書や問題集を使って試験対策を行ったという人はどれくらいいるのでしょうか。アンケートを取ってみました。
【質問】Photoshopの資格対策として問題集や参考書は使いましたか?
【回答結果】
はい:53
いいえ:8
調査地域:全国
調査対象:【年齢】20 – 29 30 – 39
調査期間:2018年05月28日~2018年06月04日
参考書や問題集を使って試験対策をする人は多い!
アンケートの結果、参考書や問題集を使って試験対策を行ったという人は61人中53人と圧倒的に多いことが分かりました。それでは、問題集や参考書を使って試験対策を行ったという人の意見をご紹介します。
- 実践的な問題集で勉強したかったからです。効率よく勉強できて、とても満足しています。(30代/女性/無職)
- もともと仕事で使用していたので大体は分かっているつもりでしたが、使用したことがない機能もあるので参考書を購入しました。(30代/女性/パート・アルバイト)
参考書や問題集を使って試験対策を行ったという人の中には、「参考書や問題集を使って勉強し、試験に望んでよかった」と感じている人が多いと分かりました。Photoshopに触れる機会が多い人でも、参考書を読むことで知らない機能を知ったり具体的な効果や名前を覚えたりした事があるようです。しかし、参考書や問題集の解説通りにうまく操作ができなかったり、バージョンによって試験内容が異なる場合がありますので、Photoshopの操作方法に詳しい人に質問できるような環境下で、試験対策を行うことをおすすめします。気軽に質問できる人がいないようでしたら、スクールに通って基礎知識から学ぶ方が、独学で参考書や問題集を進めるより効率よく習得できます。
次に、「参考書や問題集を使わなかった」と答えた人の意見をご紹介します。
- ネット上の情報を使ったので問題集や参考書は使っていません。(30代/女性/専業主婦)
- もともと趣味で Photoshopを使っていたので、特に問題集などは使用しませんでした。ですが、Photoshopの資格を取った人に色々アドバイスをもらったりしました。(20代/女性/学生)
参考書や問題集を使わずに資格を取得した人は、代わりにWebサイトで情報を収集したり詳しい友人にアドバイスを貰ったりして勉強を進めたようです。ただし、参考書や問題集を使用せずに合格を目指す方というのは、普段からPhotoshopの扱いに相当慣れていたり、何か操作で分からないことがあればすぐ身近に聞ける人がいる場合です。よほどの理由がない限り、参考書や問題集を使用しながら対策を進めるのが合格の近道でしょう。
今回のアンケートで、多くの人が資格を取得するために参考書や問題集を使っていることが分かりました。参考書や問題集を使わない代わりに、Webサイトで情報を収集したり友人にアドバイスをもらうなども方法もありますが、情報が正確ではないケースもあるため注意が必要です。また、Photoshop初心者で資格の勉強をする際は、参考書や問題集を使用するのはもちろんのこと、スクールでしっかり学ぶ方がいいです。参考書や問題集を使用するだけでは分からない実務でよく使う機能を、スクールでは基礎から効率よく習得できるようにカリキュラムが組まれておりますので、クリエイティブ職への就職を考えているようでしたら、自分に合うスクールを探してしっかり身に付けた方が今後のキャリアアップにつながるでしょう。
おすすめの過去問題集は?
試験を受ける前に一度目を通しておきたいのが過去問題集です。過去問題集に挑戦することで、試験の出題内容の傾向を掴みながら、効率よく勉強を進めやすくなります。Photoshopクリエイター能力認定試験の過去問題集は、CSSなどWebデザインに関する内容にも触れられており、エキスパート試験を受けるときに必要な内容もカバーしており安心です。
Photoshopクリエイター認定試験は、合格率が7割を超えることもあり決して難易度が高い資格試験とはいえません。しかし、Photoshopに触れたことがない全くの初心者が、過去問題集だけで対策を行うことは難しいといえるでしょう。過去問題集の中には、Webデザイン・ソフトに関する専門用語が含まれています。全く知識がない状態から、専門用語を覚え操作を身に付けるのは容易ではありません。過去問題集は、ある程度のWeb知識を持っていたりPhotoshopに触れた経験があったりする場合、ソフトの操作方法を見直すために活用するのが良いでしょう。全くの初心者がWebの基礎から体系的に学びたい場合は、スクールに通ってみるのもおすすめです。
資格取得におすすめの参考書
「過去問題集を解くだけでは試験に合格できるか不安」という人は、参考書を活用してPhotoshopの技術を学ぶのも良いでしょう。選ぶべき参考書は、ソフトについてどの程度理解しているのかによって変わってきます。
まずPhotoshop初心者におすすめしたい参考書として挙げられるのが「Photoshopクイックマスター CS5/CS6 Windows&Macintosh」、「世界一わかりやすい Illustrator & Photoshop 操作とデザインの教科書 CC/CS6/CS5対応 」です。これらの参考書は、Photoshopの基本的な操作方法を初心者にも分かりやすく解説しています。
「世界一わかりやすい Illustrator & Photoshop 操作とデザインの教科書 CC/CS6/CS5対応 」はCDROMが付いており、素材データを編集・加工できる実践スタイルの勉強ができることが特徴です。なお、同シリーズの「世界一わかりやすいPhotoshopプロ技デザインの参考書CC/CS6対応)」では、Photoshopの基本的な操作に加え、デザインの基本についても学べます。
Photoshop中級者におすすめの参考書は「Photoshopおいしいネタ事典」です。この参考書はPhotoshopのデザイン集であり、より優れたデザイン案と出会いたいという人に向けた参考書になります。なおPhotoshopの基本的な操作方法などに付いては触れられていません。仕事でデザインを請け負っていたり、基本操作はできるけれどプロのような作品は産み出せていなかったりする人に合った参考書といえるでしょう。
問題集や参考書を使った勉強方法
Photoshopクリエイター能力認定試験は、基本的な操作方法を覚えしっかりと作品に技術を反映させることが合格のきめてに繋がります。Photoshopクリエイター能力認定試験を実際に受験し、合格した人の平均的な勉強時間は18時間〜20時間程度です。この勉強時間から見ても、Photoshopの試験に合格する難易度はさほど高くないといえるでしょう。
しかし、過去問題集や参考書のみでPhotoshopの技術を身に付けようとしても思うように操作が上手くいかないケースもあります。Photoshopクリエイター能力認定試験をソフトに触れず試験を受けた場合、使える機能が分かっていてもどこに指定された機能が付いているのか分からず、制限時間内に回答できないケースも考えられますので、試験を受ける前に、実際にPhotoshopのソフトに触れて操作の感覚を掴んでおくと良いでしょう。
本とソフトで資格試験に備える!
Photoshopクリエイター能力認定試験に合格するためには、ソフトと本の両方を使って勉強を進めるのが良いでしょう。しかし、Webに関する知識が全くなかったりPhotoshopに触れた経験がなかったりする場合は、基本的な知識から体系的に学ぶ必要があります。初心者がPhotoshopの資格試験に合格したいのであれば、スクールという方法を選択するのもおすすめです。Webに関する基本的な知識とソフトの操作方法について、しっかり理解しながら効率的に学ぶことができます。
さらに、パソコンスクールアビバでは、単なる機能習得や資格試験対策にとどまらず、独自の自己診断サービス(BRIDGE-C)を使って、受講生が今後なりたい姿のイメージや、目指す姿に対する現在地をデータ化したものをもとに、教室スタッフ(キャリアナビゲーター)が受講生一人ひとりの現在地から目指す姿の実現に向けたキャリアアップサポートを行います。
また、一人ひとりのレベルや目的に合わせた学習スケジュールを教室スタッフ(キャリアナビゲーター)が組んでくれますので、ムリなく初心者からでもキャリアアップが目指せます。ぜひ、アビバへ足を運んでみてはいかがでしょうか?