MOSとITパスポートって何が違うの?人気パソコン系資格を徹底比較!

パソコンやIT関連で人気が高い資格として、MOSとITパスポートがよく言われますが、いったい何が違うのでしょうか。今回はこの人気の2大資格の違いと特徴、どんな人におすすめなのかなど徹底比較します。

1.MOS(Microsoft Office Specialist)とは?

MOSとはマイクロソフトオフィススペシャリスト(Microsoft Office Specialist)の略で、WordやExcel、PowerPointなどのMicrosoft Office製品の利用スキルを証明する資格です。
ビジネスの場で広く使われているMicrosoft Office製品の資格で、マイクロソフト社公認の国際資格なので、世界共通でマイクロソフトオフィスのスキル証明として利用することができます。

2.ITパスポートとは?

ITパスポートは、経済産業省認定の情報処理に関する資格である情報処理技術者試験のうち、ITを利活用するすべての人を対象としたレベル1にあたる試験です。
「ITを利活用するすべての社会人・学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験」とされている通り、技術に関するテクノロジ系だけでなく、経営全般に関するストラテジ系やIT管理に関するマネジメント系も試験範囲となるなど、幅広い知識が必要となる資格です。

3.MOSとITパスポートの違い

それでは、MOSとITパスポートの違いについて、具体的に比較してみましょう。

資格の位置付け

MOSとITパスポートは資格の認定者が異なります。MOSはマイクロソフト社が認定する民間資格であるのに対し、ITパスポートは経済産業省が認定する国家資格です。
民間資格と国家資格という資格の位置付けは異なるものの、MOSとITパスポートのどちらもマイクロソフト社と経済産業省という信頼性の高い組織による認定資格なので、信頼度の高い資格と言えるでしょう。

資格試験の形式

MOSもITパスポートもどちらもパソコンを使った実技試験形式をとっていますが、解答方法が異なります。MOSはMicrosoft Officeのソフトを使いこなせるかを測るため、課題のとおりに操作できるかを問う解答方式となっています。それに対し、ITパスポートはIT全般についての知識が身についているかを測るため、設問に対して4つの選択肢の中から正答を1つ選択する四肢択一の解答方式となっています。

資格取得で身につくもの

一番の違いといえば、MOSとITパスポートを取得することで得られるものが異なります。
MOSは試験も実際のソフトを使って行う実技形式の試験なので、資格取得ではもちろんですが、試験対策学習の中でもMicrosoft Office製品の実務スキルや実際の業務効率化スキルが身についていきます。
ITパスポートは各分野の知識を4択問題で問われる形式の試験です。ITパスポートではMOSほど実務に直結するスキルは身につかないものの、経営戦略やIT管理の知識など実務に必要になる周辺知識を含めた幅広いIT知識を学ぶことができます。

仕事での活用

MOSは資格取得を通して実務的なスキルが身につくため、Microsoft Office製品について一定の利用スキルがあるとみなされます。そのため、事務職や企画・営業職などMicrosoft Office製品を使って資料作成やデータ集計をする職種では、実務に直結するスキルを持っているということで重宝される傾向にあります。
一方、ITパスポートは、資格取得を通してIT全般についての幅広い知識が身につくため、経営者やプロジェクト管理者視点で俯瞰的に考えることができ、会議の中で専門用語が出てきても困らないなど、ITに関わる業務において円滑なコミュニケーションに役立つ傾向にあります。どちらも就職やキャリアアップにおいても評価される資格と言っていいでしょう。

4.どういう人におすすめ?

MOSとITパスポートについて、それぞれどのような特徴や違いがあるのかが分かったところで、以下ではどういう人におすすめなのかをお教えします。

実務の効率アップを狙うならMOSがおすすめ

MOSはMicrosoft Office製品の操作スキルを身につけることができる資格なので、実務でMicrosoft Office製品を利用する方は、どなたでもMOSを取得するメリットがあります。
実作業の効率アップや実務の現場で即戦力として活躍することを狙っている方には、特におすすめです。

IT関連部署とのやり取りが多い方にはITパスポートがおすすめ

ITパスポートはIT技術に関する知識から管理・経営全般に関する知識まで幅広く身につけることができる資格です。そのため、資料作成などの実務スキルという点では、MOSの方が重宝される傾向にありますが、社内のIT全般への理解が必要な方や、IT関連部署との協働業務が発生する非IT関連部署の方などは、認識の齟齬やコミュニケーションコストを減らすことができるので、ITパスポートの取得がおすすめです。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。パソコン系資格で人気のMOSとITパスポートについて、それぞれの特徴や違い、どんな人におすすめの資格なのかについてお話してきました。どちらの資格も、IT初心者にとって比較的チャレンジしやすい資格なので、これを機に自分の業務に合ったIT関連資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか。

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