MOSの資格取得は難しい?合格率の実態

職場では必須のソフトになっているMicrosoft Office製品ですが、機能を使いこなしている人はどのくらいいるでしょうか。ソフトの使い方によって業務効率が大きく上下するので、Microsoftの公認資格であるMOSを取得する人も増えています。受験を決めたら気になるのが、その合格率です。今回は、MOSの合格率について紹介していきます。

どれくらいの人が取得しているもの?

実際にMOSを取得している人はどのくらいいるのか、アンケートを取りました。

【質問】
MOSの資格は取得していますか?

【回答結果】
持っていない:70
持っている:36

調査地域:全国
調査対象:【年齢】20 – 29 30 – 39 【職業】パート・アルバイト 個人事業主 公務員 正社員 派遣社員 経営者
調査期間:2018年04月17日~2018年04月24日

MOS資格は持っていない人のほうが多い!

全体の7割弱の人が、MOS資格を持っていないと回答しました。

  • 資格を取る機会がなかったから。資格がなくてもまあ無難に使いこなせているので必要性を感じない。(30代/女性/パート・アルバイト)
  • 取得を検討したことはあります。ただ、オフィスのバージョンによって試験が違うなど資格自体の細分化が激しく、取得することに意味を見出せなかったので受験自体を辞めたためです。(30代/女性/正社員)

仕事で使わないので資格取得を考えたことがないという人と、業務でOffice製品を使っているけれど資格の取得までは必要ないと考える人に分かれました。それでは、持っていると答えた人の意見を聞いてみましょう。

  • 社会人になると必ずエクセルを使用します。使用できるということを具体的に証明するために必要でした。試験も特徴があるので学んでよかったと思います。(30代/女性/パート・アルバイト)

仕事で役立つから自主的に取得した、仕事で求められたなどの意見が多く見られました。取得する人のほうが少ないMOSですが、だからこそ資格を持っているほうがいろいろな場面でアピールしやすいと言えそうです。

MOSの難易度はどれくらい?

MOSの科目は、文書作成ソフトのWord、表計算ソフトのExcel、電子メール・情報管理ソフトのOutlook、プレゼンテーション用ソフトのPowerPoint、データベース管理ソフトのAccessの5種類です。このうち、WordとExcelは一般レベルのスペシャリストレベルと上級レベルのエキスパートレベルに分かれます。比較的難易度が低いのは、Word、Excel、Outlookのスペシャリストレベルだといわれています。WordとExcelはいろいろな場面で頻繁に使用するソフトですし、Outlookはメールの設定や予定表の作成、管理などが出題範囲です。

一方、PowerPointとAccessの試験は、受験者のスキルや経験で少々判断が異なります。WordやExcelの操作に問題がなければそこまで難しいとは感じないようです。Accessはデータベース設計の基本を理解していることが大切で、テーブルやクエリ、レポートなどのデータベースオブジェクトをイチから覚える人は、少々苦労するかもしれません。
一般レベルではやさしいと思われやすいWordとExcelも、エキスパートレベルになると難易度がグンと上がります。人によってはMOS資格のなかで一番難しいと思う人もいるようです。

資格試験の合格率

MOS試験の合格率は、残念ながら公表されていません。公式サイトでわかるのは、受験者数や受験者の都道府県割合などです。2017年12月31日現在、MOSの累計受験者数は402万4,102人となっています。また、MOSの同一バージョンを4科目合格した人に送られるオフィスマスターは、同じく2017年12月31日現在で8万2,218人です。

全体の割合で見るとオフィスマスター認定者は2%と、ごくわずかな割合と言えます。しかし、受験者のすべてが4科目を受験したとは限りません。業務上必要だったのでWordかExcelだけ、もしくはその2科目だけしか受けていないという人も、当然存在するでしょう。そうなると、実際の合格率はもっと上がってきそうです。

科目を絞って試験対策をすれば、MOS資格を取得するのも夢ではないでしょう。スキルに自信のある人は独学で、基本からみっちり勉強したい人はスクールに通うのもおすすめです。

合格ラインの目安は?

科目やバージョンごとの合格点も、MOS公式サイトでは公表していません。目安としては、1,000点満点中550点~850点の範囲で点数が取れれば、合格も見えてくるとのことでした。ただ、科目によってはこの点数の範囲で収まらない可能性があるとのことです。

具体的な数字は公表していないものの、MOSでは試験に合格するための対策として、教材や学習支援サイトを紹介しています。対策教材では、それぞれの科目とバージョンごとに対策テキストと問題集が出ています。試験の出題範囲を網羅していますので、独学で受験するならまずは購入しておきたいテキストです。学習支援サイトについては、スキルチェックができるサイトやExcelに特化した情報コミュニティサイトを紹介しています。勉強の成果を試すために一度利用してみるのも良いでしょう。

もちろん、民間のパソコンスクールに通うのもおすすめです。パソコンスクールのメリットは、MOSに精通したプロの講師がじかに教えてくれる点でしょう。MOSは実務試験ですので、知識の習得だけでは試験対策になりません。ソフトを操作しながらトライ・アンド・エラーを繰り返す、わからない点は講師に質問するなどして、効率的に勉強していきましょう。

しっかり勉強すればクリアできるレベル!

総合的にみると、MOS資格は特別難易度の高い試験ではないと言えます。真面目に勉強していれば、習得は難しくないでしょう。大切なのは、取得を目指す科目とバージョンを絞ったうえでの学習です。市販の過去問や教科書もたくさん出ていますので、独学の際に役立ちます。パソコンスクールであれば、操作の難しい点も理解しやすくなります。ぜひ、自分に合ったスクールや教材を見つけて、資格取得を目指しましょう。

「パソコンスクールアビバ」では、基礎から実務でよく使う機能を、一人ひとりのレベルや目的に合わせたカリキュラムで身につけられます。初心者から始めてお仕事などで活躍する方も多く、独自の自己診断ツール「BRIDGE-C」により、どのようなスキルを身に付ければ今後の目標に近づけるのかが分かりますので、何から始めればいいのか分からない方も最短ルートで将来に向けた準備ができます。

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