プログラミングを習得したいのならスクールに通うのが近道です。
しかし、スクールと言ってもさまざまなタイプがあります。どんな言語を学べるのかはもちろん違いますし、学生なのか社会人なのか、初心者なのかなど、立場によっても選ぶべきスクールの基準は異なってくると考えたほうがいいでしょう。
そこで、プログラミングスクールを選ぶうえで大切なポイントを6つ取り上げました。どんなポイントに重きを置いてスクールを選ぶべきなのかをチェックしてみてください。
初心者必見!初めてのプログラミングスクール選びのポイント
全くの初心者がプログラミングスクールを選ぶ場合、まず重要視すべきなのが「そもそも通う必要性があるかどうか」です。
何のためにプログラミングを学びたいと考えているのか、プログラミングを学んだらどんなプログラムを作りたいのかをもとに、
スクール選びをしていきましょう。スクールに通う決心が固まったら、次は習得言語の決定です。将来的な需要も踏まえつつ、学びたいと思う言語を選びましょう。
プログラミング言語が決まったら、次は通学かオンラインかを選んでください。自分の時間がなかなかない人はオンライン、講師へ質問しながら学びたい人通学が向いています。
あとは、スクールでどんな成果物を作成するのかを基準に選ぶことも大切です。自分が将来的に作りたいと思う成果物で勉強していければ、高いモチベーションを維持したまま勉強を進められるでしょう。初心者はこれらのポイントをしっかりとおさえたうえで、
学びたいことを学べるスクール選びをするのがベストです。
詳しくは、「プログラミングスクールの選び方は習得言語・通い方・やりたいことを明確にすること!」
をご参照ください。
学生に通う価値あり?プログラミングスクールに通うメリットは?
結論からいえば、学生でもプログラミングスクールに通う価値は十分にあります。むしろ学生のうちに通うからこそ得られるメリットというものがあるのです。
将来の選択肢を増やせる
IT化の進展により、ますますプログラマーの需要は高まって来るといっていいでしょう。そのため、プログラミングスキルを習得することで、将来就職に困る可能性が低くなります。
就職に関するアドバイスがもらえる
また、スクールでプログラミングを学べば、社会人としての経験がない学生のうちから、就職に関するアドバイスを詳しくもらえるというのもメリットと言えるでしょう。就職実績のあるスクールであれば、卒業生がどのようなスキルを身につけて成功したのかなど教えてくれますので、プログラマーとしての進路を考える際に役立つヒントが得られると思います。
プログラマーとして就職するとは限りませんが、就職先で、スキルのひとつとしてアピールすることもできるでしょう。
このように、学生がプログラミングスクールに通うメリットは数多くありますから、積極的に通ってみることをおすすめします。
詳しくは、「学生からプログラミングスクールに通うメリットって何?」 をご参照ください。
プログラミングスクールに通えば就職できる?
プログラミングスクールは就職を支援したり、斡旋したりするところも少なくありません。なかには就職斡旋つきの無料プログラミングスクールもあるほどです。
ただ、無料であるにしろ、有料のスクールにしろ、必ずしも就職できるとは限らないのが現実です。肝心のプログラミングスキルを習得できていなければ現場で活躍できないですし、スクールに入っただけで就職先が確約されるわけではありません。
プログラミングスクールに通って、プログラマーとして無事に就職したいと考えているのであれば、就職の斡旋があるかどうかなどではなく、カリキュラム内容の充実度に着目しましょう。
詳しくは、「就職斡旋つきの無料プログラミングスクールってどう?」 をご参照ください。
社会人でもあり?プログラミングスクールに通うメリットとは?
社会人になってからプログラミング言語に興味を持つ人は決して少なくありません。プログラマーの需要が高まっていることがその理由として挙げられるでしょう。
社会人がプログラミングスクールでプログラミングを学ぶメリットは数多くありますが、まず考えられるのはスキルの向上です。
まず、プログラミングを習得することによって論理的思考が身に付くようになりますから、どうすれば会社やチームの作業効率をより高められるのかを論理的に考える癖が身に付きます。それが結果的にスキルアップになったり、周囲から正当に評価してもらえたりすることに繋がるでしょう。
さらに、プログラマーの需要が高まっていることから専門技術を持っているということで、就職や転職に有利になることもメリットのひとつです。将来活躍の場を広げたいのであれば、社会人になってからでもプログラミングスクールで受講してみることをおすすめします。
詳しくは、「社会人からプログラミングを始めるメリットとスクール選びのポイント」 をご参照ください。
プログラミング言語で一押し!スクールでJavaを学ぶべき理由
プログラミング言語は数多くの種類がありますが、これからスクールで学ぼうと考えているのなら、数あるプログラミングのなかでも汎用性の高いJavaを選ぶことをおすすめします。
JavaはOSを選ばないため、さまざまなシステム・サービスに使われているほか、多くの企業でも採用されているメジャーなプログラミングです。
主流のプログラミングを習得することで、需要の高い市場に参入できるということですから、就職口がなくて困るという事態を避けられます。Javaの場合、年収が高めに設定されているところが多い、というのも学ぶべき理由のひとつだと言えるでしょう。
単純にプログラミング言語に興味があるというだけではなく、高収入を獲得したいという場合でもJavaを学んでみる価値は大いにあると言えるでしょう。
習得難易度の高いJavaですが、プログラミングスクールで基礎からしっかり学んでいけば着実に習得していけます。体系的に教えてくれるスクールを選んでJavaを勉強してみてください。
詳しくは、「やっぱりおすすめ!プログラミングスクールで学ぶならJavaが良い理由とは?」
をご参照ください。
プログラミングの勉強にはスクールがおすすめ!通い方のポイント
プログラミングを勉強していきたいと考えているのならスクールに通うのがおすすめです。
独学でも勉強できないことはありませんが、プログラミングは専門性が高いため、習得難易度が高くなれば、それだけ独学での習得も難しくなります。基礎的な知識は既に習得しており、さらに専門的な知識を学びたいということでもない限りは、スクールに通うようにしましょう。
プログラミングスクールで受講するには大きく2通りの方法があります。
1つはオンライン講座で学ぶ方法、そしてもう1つはスクールに通学する方法です。
オンラインは忙しくとも自宅で気軽にできるのがメリットですが、通学だと直接講師に質問できるというメリットがあり、スタイルによって魅力は異なります。向き不向きで選ぶという方法もありますが、時間や経済面に余裕があるのなら、オンラインとオフライン両方のスクールを受講するのがおすすめです。
通学での勉強を中心とし、自宅ではオンライン講座で復習するという形で、より効率的にプログラミングを習得することができるでしょう。
詳しくは、「プログラミングってなに?身につけるメリットを徹底解説 」をご参照ください。
プログラミング言語の習得は社会人からでは遅い?早い?
プログラミング言語の習得は社会人になってからでもできますが、学生のうちから勉強してプログラマーとして社会人デビューする人もいます。そう考えると、社会人になってからプログラミングを勉強するのは、遅すぎるかもしれないと考えるかもしれません。
実際のところはどうなのかを調査するため、社会人になってからの学習は遅いと思うかについて聞いてみました。
【質問】
プログラミング言語を習得する場合、社会人からの学習でも遅くないと思いますか?
【回答結果】
思う : 81
思わない : 19
調査地域:全国
調査対象:【年齢】20 – 29 30 – 39
調査期間:2018年01月19日~2018年01月26日
やる気さえあれば手遅れではない!
アンケートを取ったところ、なんと全体の約8割の人が遅くないと思うと答えていました。
- やる気があれば老後でも遅くないと思います。(20代/男性/正社員)
- 全く遅くない。社会人云々どころか70歳を過ぎてから学習を開始する人だって少なくない。(30代/男性/正社員)
- 業務に繋がることがあれば活かすことができるし、後に転職をするという機会があれば、自分の武器として転職活動時にアピールできるので、社会人になってからの勉強も有効だと思います。(30代/女性/パート・アルバイト)
やる気があれば遅くないという回答が非常に多くなっていました。興味や関心があり、真剣に取り組む気持ちや行動力があるのなら年齢は関係ないのかもしれませんね。
社会人になってからでもプログラミングスキルを活用できる場面は多くあることを理由に遅くないと答えている人も見受けられました。
- 社会人からの学習では、学習する時間があまりないと思うので。(30代/男性/正社員)
- 頭が柔らかく、吸収力のある時期から習得し始めた方が良いと思う。(30代/女性/専業主婦(主夫))
残りの約2割の人は正確には遅いというよりも、社会人になってからの時間の確保の難しさを懸念している傾向にあるようです。
ただ、習得するまでの期間を考えたり、習得のしやすさを考えたりすると学生のうちから取り組むべきであると考える人も一部いました。
調査の結果、大多数の人は「社会人になってからプログラミング言語の習得を始めても遅くはない」と答えていましたね。真剣に取り組んでいこうという気持ちがあるのなら、遅いかどうかを考えずに、まずは取り組んでみるべきなのかもしれません。
効率的な習得ができるかはプログラミングスクール選び次第!
プログラミングスクールに通うのであれば、紹介してきたようにさまざまな方向から選ぶことを意識していきましょう。
選び方ひとつで効率的にプログラミング言語の習得ができるかどうかは変わるものです。受講料や受講内容を始め、一つひとつの項目を細かくチェックして、納得のできるプログラミングスクール選びができるようにしましょう。
どんなスクールが最適なのかは人によって異なります。最終的には自分にとってベストなプログラミングスクールを選ぶことを優先してみてください。